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Mr.Big 「To Be With You」 〜 ハードロックの名曲シリーズVol.6

ハードロック・ヘヴィメタルの世界では、ギタリストのイングヴェイ・マルムスティーンやエディ・ヴァンヘイレンをきっかけに、超絶技巧の名手がブームになっていた時期がありました。

この流れの中に、MR.BIGというバンドのギタリストであるポール・ギルバート、ベーシストのビリー・シーンがいました。

彼らのアルバムで聞ける超絶技巧に、我々は、ただただ驚いていたわけです。楽曲「Daddy, Brother, Lover and Little Boy」なんて、いまだにギターソロにしびれますから。

同時期には、同じ超絶技巧ということで、エクストリームのギタリスト、ヌーノ・ベッテンコートがいましたね。

この超絶技巧ブームの反動で、メロディアスなギタリストやバンドが逆に脚光を浴びて行きます。

ブルーズ路線にいってもなお哀愁を振りまいていたゲイリー・ムーアや、そのころはあまり目立った活動をしていなかったマイケル・シェンカーとか、バンド単体だとプレイング・マンティスが人気を博していくわけです。

さて、今回のミスタービッグには歴史に残るバラードがありまして、それがこの曲。ロックや洋楽をさほど知らない方でも知っていて、さらにはお気に入りになっているという傑作ですね。

to be with you

という、誰かに寄り添う、誰かと一緒である、、、という言葉が響いたのですかね。

ボーカルのエリック・マーティンは、ロック調の曲には実はあまり合わず、こういった、しっとり系の曲(アコースティックとか、日本の歌謡曲とか)そういうものがハマる人でしたね。それが最高級でマッチしたのがこの曲だったのではないでしょうか?

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