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アラサー男のMBA挑戦談その6 〜 まずは最終日から。オーストラリアでのスクーリング🇦🇺🐨

Say You Say Me

さて、始まった1週間の豪州現地スクーリング。
まず最終日から話を始めましょう。

最終日には、本校主催のイベント企画がありました。イベント企画というのは、レジャー&観光が盛んなゴールドコーストにある娯楽施設に学生を連れていくというもの。観光地ならではの企画です。

3回行ったこのスタディツアー、毎回趣向を凝らしていて、おもしろかったんですが、確か初回は海岸近くでの食事会だったような?完全に忘れています。

秋に近づく5月と言えども、まだまだ暖かく、夜ともなれば、柔らかな風が静かに吹き抜けていきます。南国の夜。

そんな気候で、現地に集った50-60名が一堂に会しての食事会は賑やかな雰囲気の中、時は過ぎていきます。晩夏の夜の生暖かい空気が気持ちよく、異国ムード満点でした。

たしか、ラーメン通Yさんは既に最後の事業計画プレゼンメンバーを結成したと話していたし、同室のYさんUさんも決まったらしい。あら、どうしましょ、と闇の中に迷いつつあった時に、我々は一緒にやりましょうと言ってくれたのが盟友Oさんでした。まさに盟友。

と、その食事会も終わりに近づき、岐路に向かう頃。

どこからともなくライオネル・リッチーの声が流れてきました。

Say You Say Me

異国の地で、異国情緒を感じ、永かった一週間を終えて、明日は帰国というタイミングでのこの曲は、当日の現地の気候とも相まって、忘れられない記憶として残っています。

Say you, say me
Say it for always, that's the way it should be
Say you, say me
Say it together, naturally
It's time to start believing, oh yes
Believing who you are
You are a shining star
Say it together, naturally

ライオネル・リッチー「Say You Say Me」より

夜空に輝く星、それは我々だ!などと思ったわけではありません。

ブリスベンへ電車に乗って

さて、帰国当日。
同室のUさん、Yさんは延泊してゴルフに向かいまして、僕はいそいそと帰り支度。

そしたら、たまたま同じ場所に宿泊していた哲学者Oさんも帰国というじゃありませんか。ならば、ご一緒しましょうと。で、僕は電車に乗ってみたいと言ったらば、じゃあそうしましょうと、タクシーで最寄りまで行き電車でブリスベンを目指します。

ちなみに、哲学者Oさんは帰国日に次回スタディツアーの宿泊予約までしていたのでした。さすが。

さてロザーナという駅を出発した電車は、いわゆるひとつの玄関口ブリスベンに到着します。と石丸謙二郎になりきって呟きつつ、久々のブリスベン。


ブリスベンでは別行動。空港で待ち合わせ。哲学者Oさんは何とオペラ鑑賞に向かいました。僕はまだまだ欧州の伝統文化オペラにも、日本国の伝統芸能歌舞伎にも精通しておらず、散歩とカフェライフを楽しみました。たまたま、米国の伝統文化ミュージカルのミスサイゴンもやっていたらしく、街中にはベトナムチックな飾りつけがなされていました。

もはや、何を飲んだか、食べたか、全く覚えておりません。

たしか、歌舞伎通Sさんは、同じ時刻にシドニーにいたらしく。⬆︎の写真にある特徴的な雲はシドニーでも見えたらしい。


そして空港。

離陸まで哲学者O氏と語らいます。

曰く、彼の職場の近くにはよく当たる占い師がいると。よせばいいのに、なぜ当たるのか聞いたそうなんですよ。そしたら、訪れる人の生きていく道のりが見えるんだと。道のりは一本の筋になっていて、その人の前後に伸びている。その道を見て、見たことを伝えているだけなんですって。つまり、過去も未来もなく現在しかないし、時間の概念もないが、道はあると言うことか。

さらに、とある写真家の話に。彼は神話を追い、その途上で人生の幕をおろしました。で、僕は、こう言ったんですね、神話のルーツはきっと辿ってはいけなかったのではないか?だから、たどり着く前に生を終えることになったのでは?と。そしたら哲学者O氏は、柔らかく微笑んで一言。
「たどり着いていたんじゃないかな。」

そして我々は機上の人に。席がバラバラでしたので、空港でお別れ。また会いましょうと。

というわけで長い一週間が終わったのでした。ある一定の目的を持った海外渡航が常にそうであるように、このたびもまた大いなる人生の経験の礎となったのであった。

と言うわけで次回から少し授業内容に触れてみたいと思います。

■そんなことを思った今、脳内に流れている懐かしい音楽はこちら。


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