運命は自分次第 ~ 「サイドウェイズ」(日本映画)🇯🇵 ★ note1000記事目❣️
この映画は、もともとあったアメリカ映画のリメイクだそうで、そのアメリカ映画のタイトルは英語で「Sideways」、邦題は「サイドウェイ」。
このリメイク映画のタイトルは「サイドウェイズ」。。とややこしい。
大元の映画はアカデミー賞の映画賞候補にもなったそうで、評価も高いようです。
翻って、このリメイク映画は、見る限り評価は芳しくないようです。
大元の映画を見ていないので、比較はできないのですが、このリメイク映画、結構好きでした。
映画を見て思い出したことがあります。
以前勤めていた会社に、初老の男性がおりまして。
この方、英語は、ややブロークンながらもお客様対応などは十二分にこなしておられました。
その方を見て、最初は、留学でもしたんだろうなあと思ってたんです。
まあ、大概そうですよね。
でも、そうではなかった。
その方は40代のころ、勤めていた会社の指令で中東に異動になった。そこであわてて英語を勉強し始めたんだそうです。それも学校に行ったのではなくて、NHKのラジオ英会話。
一生懸命勉強されたようで、現地でもまれながら英語をブラッシュアップされたそうです。
何を言いたいかというと、人間何かを始めたり、何かを実現するのに遅すぎるということはないということ。熱意さえあれば、ある程度のことは何とかなる。あきらめず、前を向いて、実現した世界を想像していれば、ある程度のことは何でもできる。
そんなことを20代前半に、その方に教わったと思っています。
この映画を見て思い出したのは、まさにこの思い出。
さえない風貌の中年男性が、すてきなその後を予感させる未来を引き寄せている。なんとまあ、素敵な映画なんだろうと。
この主人公、ただぼーっとしていたわけではなく、
その場その場で、自分の心の赴くままに行動しているんですね。おそらくそういう行動=自分が変わっていくことが、その後の未来を引き寄せたんでしょうね。
これを映画の中の世界だから・・
といってしまうのは、あまりにももったいない。
こんなことを言えるのも、実際、そうやって、全く別の、素敵な未来を引き寄せた方を間近で見ていたから。
というわけで、今は目下のところ、ナパ・バレーに行きたくてしょうがないというわけなのです。
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