久道りょう

音楽評論家 ミュージック・ペンクラブ・ジャパン所属・元理事 日本ポピュラー音楽学会会員…

久道りょう

音楽評論家 ミュージック・ペンクラブ・ジャパン所属・元理事 日本ポピュラー音楽学会会員 大阪音楽大学声楽学部卒 大阪文学学校専科修了 青春出版noteで『人生を変えるJ-POP』連載中。https://note.com/seishun_pub/m/m4836940fe976

最近の記事

Adoのコンサートに行きました。

国立競技場で昨夜行われたAdoのコンサート。 ワールドツアーから戻ったばかりの凱旋公演。 昨年8月に大阪で拝見したときに彼女が話した「私は日本人が誰も取ったことのないグラミー賞を取ることと、ワールドツアーを開催することをここで宣言させて頂きます❗️」と話した通り、ワールドツアーを見事に成功させての国立競技場💓 当たった席がたまたま良くて、アリーナ席一番前のブロックの13列目の通路側で、本当に見やすく、彼女のライブのスケール感を十分感じさせて頂けるものでした。 撮影、録音禁

    • 推し活で人生が変わった生き方

      【推し活で人生が変わった生き方について、お話させて頂きました💓】 昨日、ブックオリティ出版ゼミの後輩で、中谷美奈子さんにお誘い頂いて、美奈子さんの講座生の方に、私が、音楽評論家になった経緯について、お話させて頂きました💗 私の人生は、一言で言えば、 「推し活を一生懸命していたら、人生が変わってしまった」ということです。 私は今66歳。 62歳で現職に就きました。 それまではただの普通の主婦。 音大を出て、結婚後は、近所の人や子供達に歌やピアノ、コーラスを教えて来ただけ

      • J-JUN に見る恋愛事情

        今回の記事は、内容にかなり特殊なものを含みます。記事単価は内容に即したものになりますので、納得の行く人にだけ提供します。 ※ 記事の内容、画像を引用することを禁止します。(有料記事は、購入した人だけに提供された内容の為) 韓国と日本

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        • RADWIMPS・野田洋次郎『日本語のことばの美しさを世界に広げる名手』(後編)

          おはようございます。 先日、青春出版社のオンライン連載「人生を変えるJ-POP」に掲載されましたRADWIMPSの野田洋次郎の記事の後編が公開されています。 彼は、現在BSNHKドラマ「舟を編む」に出演中ですが、このドラマは、1冊の辞書を発行すに当たっての辞書編集部の奮闘を描いた作品です。 彼はこの中で辞書編集部主任の役をしていますが、「ことば」にこだわりを持つ彼には、ぴったりの役柄だと思って、いつも拝見しています。 明日で最終回。 ちょっと残念な気がしますが、「ことば」を

        Adoのコンサートに行きました。

          RADWIMPS・野田洋次郎『日本語のことばの美しさを世界に広げる名手』(前編)

          2022年4月より、青春出版社の公式オンラインnoteで「人生を変えるJ-POP」という連載を書いています。 これまでは、こちらのページには、お知らせを出していませんでしたが、最近、多くの方にページを訪れて頂けるようになってきましたので、今後は、こちらでもお知らせを出し、リンクから連載に飛べるようにしたいと思います。 今日、公開されたのは、RADWIMPS・野田洋次郎『日本語のことばの美しさを世界に広げる名手』(前編)です。 現在、NHKBSドラマ「舟を編む」で辞書編集部主

          RADWIMPS・野田洋次郎『日本語のことばの美しさを世界に広げる名手』(前編)

          J-JUN消えるファン

          韓国音楽業界勢力図の変化ジェジュンが韓国での地上波復帰を果たし、デビュー初の国内音楽フェスティバル出演、さらには、HYBE主催の音楽フェスティバル出演など、次々に韓国の音楽シーンに復活を果たしています。 この展開は、韓国の音楽業界の勢力図の変化によって、SM事務所が最強だった時代が去りつつあることを示しています。さらにSM内における支配構造の変化により、イ・スマン氏がSMを去り、彼を取り巻く状況は確実に変化しつつあります。 14年という年月は、十分過ぎる時間で、その間も諦

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          Little Glee Monster 『ちょ待って!』ボーカルレビュー

          リトグリのニューアルバム「UNLOCK!」の中の楽曲『ちょ待って!』のmvが先日、公開されました。 これについての簡単なボーカルレビューを公開します。 どなたでも最後まで読めますので、もし、記事内容が気に入られた場合は、好きマーク💗やシェアをして頂けると、筆者は泣いて喜びます。 また、Radiotalkの方でも、リトグリの歌声の魅力について、配信していますので、そちらも併せて聞いてみてください。 ちょ待って!と言いたくなるぐらいのヤバさ あー、この曲は、まともにレビューする

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          米津玄師『さよーならまたいつか!』に見るプレイヤーとしてのシフトチェンジ

          米津玄師の新曲『さよーならまたいつか!』が連日、朝、テレビから流れています。 この曲は、4月1日から始まったNHK朝の連続テレビ小説「虎に翼」のテーマソングとして公開されました。 非常に全体的にポップで、明るい楽曲です。 この楽曲について、簡単にレビューを書いてみました。 最後まで無料で読めますので、内容が気に入られた方は、好きマークやシェアで応援して頂けると、筆者は非常に励みになり、喜びます! よろしくお願いします。 イメージの大転換?今回、この楽曲の公開に合わせて、彼の

          米津玄師『さよーならまたいつか!』に見るプレイヤーとしてのシフトチェンジ

          J-JUN 普通の韓流スターになっていく…

          ジェジュンの韓国での音楽フェスティバル出演が発表された昨日、日本では、JAEFANSの会員規約が3月31日付で改定され、運営会社からケイダッシュの名前が消えたことがSNSで流れました。 この件1つで、ケイダッシュとの業務提携を解消したと判断するには早急な気がしますが、先日の福岡での今後の日本活動への発言といい、水面下で彼の日本活動方針が変わってきているのは感じられます。 芸能社会というのは、問題が表面化するまでにかなりの時間を要して水面下で動いているのが通常で、表面化する時に

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          藤井風『音を操る人』(tiny desk concerts JAPAN)

          先日、NHKで放送された藤井風の「tiny desk concerts JAPAN」を拝見しました。 わずか30分のミニライブでしたが、あらためて、彼のアーティストとしてのスケールの大きさを感じました。 また、私はかねてより、藤井風の歌声の魅力について感じるところがありましたが、彼が今回、歌っている姿を拝見して、思い浮かんだことばがあります。そのことばは、まさに彼にピッタリ、というイメージでした。 私は音楽評論家ですが、特に歌手の歌声に特化したレビューを得意としています。ま

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          J-JUN 普通のファンになっていく…(私信)

          ジェジュンの韓国での需要は、国内フェスティバルへの出演が決まったことでさらに増えると感じます。 韓国では数少ないポップ系のソロ歌手キム・ジェジュンとして完全に復権したことを示しています。 今回の記事は、全くの私信であり、無料公開部分はありません。 オンリー

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          billboard classics 玉置浩二 LEGENDARY SYMPHONIC CONCERT 2024 "Pastorale"ライブレビュー

          昨夜、大阪フェスティバルホールで行われた「billboard classics 玉置浩二 LEGENDARY SYMPHONIC CONCERT 2024 "Pastorale"」を拝見しました。 この企画は、今年10年目とのこと。私が初めて拝見したのは、2019年6月でした。それから5年。コロナ禍を除いて、毎年、拝見しています。 初めて拝見した時には、その声の存在感に圧倒されたことを覚えています。 私は元々、クラシック畑出身なので、マイクを外して歌うことは当たり前の世界

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          J-JUN映画「神社」主演にみる俳優フェーズ絶対条件と転換期

          今回は、先日、映画「神社」の主演にキャスティングされ、現在、神戸で撮影中のジェジュンの俳優フェーズの絶対的条件についての記事です。 また、来年度はドラマに出演したい強い意思が垣間見えた福岡でのMCから考えられる芸能人としての1つの転換期について、アーティストが俳優業をすることのメリット、デメリットについて、私の友人で多くの俳優やタレントに演技指導をしている人から聞く話などを交えて、今回も私が知り得た情報も加えて考察をしてみたいと思います。 韓国での地上波復帰は、芸能人ジェジュ

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          藤井風『満ちてゆく』ボーカルレビュー

          藤井風の新曲『満ちてゆく』のMVを拝見しました。 この曲は、3月22日に公開の映画「四月になれば彼女は」の主題歌で、彼が書き下ろしたものですね。 原作は、川村元気の小説「四月になれば彼女は」です。 このタイトルの意味は、小説の中に隠されていますが、ネタバレになるので、書かないでおきます。 そんなロマンティックなタイトルの物語に彼が作った楽曲は、『満ちてゆく』でした。 簡単に第一印象としてのレビューを書かせて頂きました。 簡単なレビューですので、どなたでも読めるように無料で公

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          Bling-Bang-Bang-Born/Creepy Nuts covered by 手越祐也

          手越祐也があげた最新動画「Bling-Bang-Bang-Born/Creepy Nuts covered by 手越祐也」を拝見しました。 簡単にボーカルレビューを書かせて頂きます。 どなたでも最後まで読むことが出来ますので、共感されたら、スキマークや拡散をして頂けると筆者は喜びます 笑 Bling-Bang-Bang-Born/Creepy Nuts covered by 手越祐也ボーカルレビュー手越祐也の「歌ってみた」シリーズ。 今回は、『Bling-Bang-Ban

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          J-JUN「I'M TWENTY」福岡MCと7年目の魔物

          ジェジュンの福岡での「I'M TWENTY」を拝見して来ました。 そこで語られたMCの内容は、横浜で語ったMCよりも、彼の気持ちが固まったのだということを感じさせる内容でした。 そこから見えてくる景色と、7年目を迎える日本活動、さらにデビュー20年の間、彼に起きてきた7年サイクルというもの、そして、「7年」というものが人間という生物にとってどういうものなのかということについて、脳科学の観点からの分析や日韓の音楽業界の現状も加えて、評論家としての考察記事を書きました。 記事の内

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