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軽音サークルって自律分散型組織やん

一時期「自律分散型組織」とか「DAO」ってめっちゃ言われてましたよね。最近聞かんけど。

その時こういう説明は何回も聞いたけど、結局なんなのかはよく分かりませんでした。イメージが全く浮かばんかった。

「自律分散型組織」とは、役職による指示系統がなく、各メンバーがそれぞれに意思決定権を持ち、自律的に動くことで運営する組織を指す。

それが最近ようやく「ああ、こういうことか!」と理解できましたので、その話。

自律分散型組織は、事業をプロジェクトベースで運営しているようです。
私はこれを、プロジェクトごとにメンバーが変わったり、同じ人でも役割が異なったりすることだと理解しました。

こう考えた時、大学時代に所属していた軽音サークルが思い浮かびました。

私がいた軽音サークルでは、基本的には月1回ペースで定期ライブがあり、それ以外に個人が企画したライブが開催され、ライブごとにメンバーを集めてバンドを組むスタイルでした。

まず、ライブへの出演は個人の自由。毎回参加する人もいれば、今回は都合が悪いので休むもOK。

さらに、同じライブに複数のバンドを組んで出演する人も(組みすぎてキャパオーバーとかね)。組むバンドによって担当するパートが異なることもありました。この曲ではギターで参加したい、あの曲にはあの人にドラムで参加してほしいって誘ったり。

これって、組織内であらゆる決定が個人の意思によってなされ、得意なことを活かしながらプロジェクト(ライブへの出演)が実行されている、まさに自律分散型組織じゃない?

(もちろん、成り立たない場合もあったけれど)

もしこれが正しい解釈なら、めっちゃ合理的で効率的で、かつ生産的でハッピーな仕組みだと思います。誰もが常に意欲的で主体的なわけではなく、プロジェクトによってはやる気が湧かないこともある。どんなあなたも、私もOKなあり方。

例えば、ディレクションのポジションにいる人でも、特定のテーマでは末端でプレーヤーとして活躍したほうがやりがいを感じることもあると思います。

自律分散型組織の解釈がこれであっているのかはクエスチョンだし、利益を追求しないサークル活動だから成り立っていた可能性もありますが、このような感じで生産活動ができるのなら、本当に素晴らしいと思います。

自律分散型組織、良いね。(遅い)

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