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【伝統文化】岡崎市「五万石藤まつり市民茶会」で感じたお茶会の魅力と可能性!

夜でもヒルタです。私は、「しあわせな+1時間を 岡崎市」をキーメッセージに、岡崎市を「子育て・福祉・産業・まちづくり」において「日本全国のモデルになるまち」目指して活動しています。

家族との時間・学び直し・まちづくり活動・趣味や休息等……つまり、自分自身が本当にやりたいことができる時間が、「しあわせ」につながると信じています。積極的に「未来への投資」をし、20年、30年先の岡崎市も豊かで選ばれるまちへ、そんな未来をともにつくる。

ともにつくる岡崎市の未来!

私、ひるた浩一郎は、2024年5月3日(金)に岡崎市にある岡崎公園にて開催された「五万石藤まつり市民茶会」にお誘いいただき、お伺いしました!

そう、「お茶会」です。

毎年藤まつりのころに開催され、子どもから大人まで、どなたでも気軽にお茶の文化に触れることのできる茶会。

昭和21年に岡崎市内外の茶道愛好者で流派(表千家・裏千家・宗徧流・南坊流・久田流・松尾流)を超えて発足した「茶交会」のかたが、おもてなしをいたします。

岡崎おでかけナビ「五万石藤まつり茶会

◯ 五万石藤まつり茶会

岡崎公園には茶室があり、そこで開催されました。今回、2種類の席が用意されており葵松庵席と立札席があり、両方ともお伺いいたしました。

お菓子は備前屋さんと三徳屋さん。そして、茶道具はこうむらさんといった岡崎市の方々が協力されています。

◯ 立札席 城南亭-表千家伊藤宗菊

まずは、立札席にお伺いしました。

お茶会って正座のイメージがあったんですが、椅子が用意されており、腰がすぐに痛くなる私にとってはありがたかったです。(正座ってすぐに腰がいたくなるんですよね……)

お菓子とお茶をいただきながら、色々とお話も聴かせていただきました。

お茶をたててくれた方からお話を伺いました。
・お茶は政治の世界とも縁が深いもの。
・現在は女性が多いが、お茶は男性の社会だった。
・「政」や「市長」に関わるならば、お茶を知っておくことも重要

岡崎茶交会さんでは、月例茶会を毎月18日に実施しているとのことです。

お茶に興味関心を保たれた方はぜひ。「お気軽に!」とのことでした。

◯ 御席 葵松庵 宗徧流 鈴木宗富

続いて、御席に移動しました。

前のグループがまだ終わっていなかったので、葵松庵のお庭を散策し、お茶室などを眺めていました。

岡崎市には「お茶室」があるんです!

すごいしっかりしたお茶室。実は「岡崎市都市景観環境省」を1990年に受賞しているものでもあります。

お庭もとてもキレイで、春うららな空とともに、心を穏やかにしてくれました。

こちらは正座での実施。席に限りがあるので、私は正座ではなく椅子でした。

お菓子をいただきます。これもとても美味しい。

お茶会が実施される中でピシッとした空気が流れていることが印象的でした。お互いの思いやりと参加者が「良い場をつくろう」「一期一会の場を大事にしよう」ということが伝わってきました。

お茶をたてる道具なども近くで見せてもらいました。

炭火でお湯を沸かしており、夜だと幻想的な雰囲気になるだろうなとも感じました。

私はこれを見て清少納言『枕草子』の「冬はつとめて。」を思い出しました。火桶の火、ってイメージがついていなかったんですがこういったものなんだろうなと…!

冬はつとめて。雪の降りたるはいふべきにもあらず、霜のいと白きも、また さらでもいと寒きに、火など急ぎおこして、炭もて渡るもいとつきづきし。 昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、火桶の火も白き灰がちになりてわろし。

清少納言『枕草子』

腰が痛くなるって言いつつ、せっかくなので、お茶会の場でもあるので正座をしてみました!

◯ おもてなしの心と共創

お茶会の場で、お菓子やお茶をいただくことにおいても、主催された方々の「おもてなし」の心を感じました。

お茶をたてる時の、ピシッとした空気とちょっとした空気感も、変な緊張感ではなく参加者が「いい空気」や「いい場」をつくろうとしている、まさに共創の場だと感じました。

毎回何十人もの方が参加され、各回で入れ替わりが実施されていました。すごく印象的だったことが、その入れ替わり時に畳をフローリングワイパーで掃除されていたんです。

「髪の毛とか落ちていたら、次の方が気になりますからね」と言われていましたが、こうした心構えや次の方を心地よく迎え入れるための場作りの心がとてもステキだと感じました。

◯ 岡崎公園でお茶をいただく場

岡崎公園では、ちょっとしたお茶をいただくこともできます。日本庭園を味わいつつ、お茶やお菓子をいただく豊かさ。

部屋のなかで涼みながらいただくこともできます。

心地よく外でいただくこともできます。

本格的な茶会を楽しむばが岡崎公園にはあり、城南亭・葵松庵も利用することができます。お茶といえば、お隣の西尾市(愛知県)が有名ですが、こうしたお茶会を通したコラボなども今後どんどんと広がっていくと良いなと感じます。

詳細や利用については、岡崎市の公式観光サイトをご参考ください。

◯ 歴史伝統と共創

今回、私ははじめてお茶会にお伺いしました。

独特のお作法ももちろんあるので、ピシッとした空気があるにはありました。しかし、今回のお茶会はガチガチのお作法を強要されるものではなく参加者の一人ひとりが自由に楽しめる場でした。

「にわか」でも楽しめることが何事も重要だと感じます。

ラグビーワールドカップ2019年の時にめちゃくちゃ盛り上がりました。そして、その流れで2023も盛り上がっていました。これは「RWC2019大会成功に「にわかファン」の存在、若年層選手の増加を歓迎」とまとめられているように、「にわかファン」を受け入れたからです。

お茶をはじめとする伝統文化に興味関心を持っている方は比較的多いと感じます。しかし、なかなかハードルが高いと感じている方も多いのかもしれません。

・間違ったお作法をして、失礼なことをしたらどうしよう
・どこで一歩目を踏み出せばいいかわからない

こうした方々も多いかと思います。

名古屋市で芸姑さんのお話を聴く機会あり、以前noteにもまとめていますのでご参考ください。

お茶会をはじめ、にわかでも参加しやすい場作りや今回のような「市民茶会」で気軽に来れる雰囲気や機会をつくっていくことはとても重要だと感じました。

だからこそ、岡崎市においても乙川河川敷や岡崎公園をはじめ、様々な公共施設や公共空間の利用を促すことで、市民活動が活発になり、市民一人ひとりの「こんなことやりたい!」「こんな時間を過ごしたい!」を実現できるまちへ!

さぁ、共創だ!



◯ 【岡崎市政への挑戦】ひるた浩一郎が岡崎市の新しい若きリーダーへ、意向表明の記者会見を実施(2023年10月6日)

岡崎市の新しい若きリーダーとして、岡崎市政へ挑戦します。
過去か、未来か、どちらをあなたは選びますか。

市長が変われば、市役所が変わる。
市役所が変われば、まちが変わる。
まちが変われば、未来が変わる。

岡崎市の未来をともにつくっていきましょう!

記者会見の動画や想いをまとめています。ぜひ、ご覧いただき、あなたの声を聴かせてください。

サポートありがとうございます! プレッシャーいただけたと感じてがんばっていきます!!