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読書録【年収90万円でハッピーライフ】

題名の通り、
【年収90万円でハッピーライフ】
というエッセー本?を読んでみた。

いろいろな考えや生き方をしている人がいるのだと改めて思った。
また、人生で何を大切にしているかは人によって全く違うため、自分軸で生きること以外に道はないと実感する。

作者は大原扁理さんという方。
東京の多摩地区に家賃2万8000円で住んで、週休5日で生活しているそう。
本を読んだり、自分で料理したり、
たまーに友達と会ったり。仮に年収が200万円だとして家賃6万円の家に住むとして、1年間で考える

90万円−33万 57万残る
200万−72万    128万残る

週休5日を考えたらどちらがいいと言えるのかよくわからない。
よくわからないということは、人によって価値観が違う。
ということは自分の軸で生きなければならない。
周りにサラリーマンがたくさんいるから、そっちに流されたとして、誰も人生の責任をとってくれない。

作者の生き方の軸は
「好きなことで生きて行く」
ではなく、
「嫌いなことで死なない」
らしい。

好きなことを周りに置くより、
嫌いなものを周りから除外することで、
作者は幸せを手に入れていた。
やりたいことは意外と見つからないが、やりたくないことはだけは意外と迷わない。
消去法で考えてみると良い
好きなことで生きるというのは、
背景に完璧を求めてしまう節があるのではないか。
「これならまあ我慢できる」くらいのものは残して、やってみてもいい
そこからまた新たな発見や出会いがある。

作者は本質を見極めていらないものを捨てた結果このような生活になったのではないか。
肉塊から脂身を切り落とすように。
形骸化したルールや、固定観念に縛られたまま生きるより、人と同じという事を捨て、自分にとって大切なものを残した感じだと思った。

「人と同じ」を捨てられるかが、
自分の人生を生きるキーワードになるのではないか。

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