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職業としてのコーチ(野球)

 コーチもいよいよリモートワークが推奨されました。家にいる時間が増えたのでnoteします。

 DeNAのコーチに就任して約2ヶ月といったところでしょうか。今まで(現役時代)の自分の中での「コーチ」と理想的な「コーチ」のイメージと戦っている日々です。定期的にコーチ研修があったり、コーチのコーチがいたり、学びの連続です。少々ややこしくなりましたが...想像していたよりも充実の毎日を送っています(コーチ職への期待の低さが少なからずあったのかもしれません)。

 ファームコーチの朝は早い。車でレインボーブリッジ、大黒埠頭を越えて、ベイブリッジを渡り、横須賀に昨年完成したばかりの野球施設「DOCK」に通っています。距離は少々ありますが、職場の設備が新しいというのは気分が良い。

 コーチとは何なのか。指導者〜導く者とするならば、目標に向かって選手を乗せて行く馬車なのか、あるいは馬なのか...某有名ブランドを思い浮かべる。現代で言うところの「タクシー」なのか、否か。

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 会議も頻繁にあり、皆に説明するために考えや意見を「言語化」しないといけないケースが多くあります。その度に、スポーツ解説やラジオパーソナリティ(ラジオ俳優)、大学院で論文を書きパワーポイントを使って慣れない発表をしたり..,といった昨年1年間の経験がかなりプラスになっていると感じます。

 今の所、コーチになった感想としては「感謝」の気持ちです。

 現在はファーム守備走塁コーチなので、選手にノックを打ち、上達してもらって試合に臨んでもらうことが大きな仕事です(試合での仕事はまた別にある)。多くの選手が1軍で良い選手生活を送ってほしいと心から願います。小学生以来?(多分)ランナーコーチもしています。練習の最後にはトンボ(グラウンド整備の道具)で土を慣らし、練習の準備や後片付けもする。「その時間」になる度に、現役時代に指導してもらった監督・コーチの姿、かけてもらった言葉を思い出す。鮮明に。あの日あの時あの場所で、良き指導者に巡り合ってきたとつくづく思う。

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 今まで「感謝」という言葉をいろいろなシチュエーションで使ってきたけれど、心の底からそう思えている様な気がする。

 私は昨年、大学野球のコーチからスタートしました。野球経験者の方も未経験者の方も、是非コーチ業に興味を持っていただければと思います。

 まだまだスタートラインに立ったばかりですが「令和の・おにコーチ」を目指して、何か1つでも役に立てる様に取り組んでいきたいと思います。enjoyしながら。

それでは皆さん、お互い体調には気をつけてnoteライフを充実させましょう。




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