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新型コロナウイルスの報道について思うこと 2

引き続き、新型コロナウイルス関連のお話です。

今回でこの話はいったん終わりにします。

前回の記事はこちらです(https://note.com/hirotuba2020/n/n53be925b8ff9)

前回は、新型コロナの報道が騒ぎすぎではないのか、という記事を書きました。

その考えは変わっていません。

だからといって楽観視しているわけでもありません。

ウイルス感染症ですから、根絶しない限りゼロリスクは存在しません。かくいう私も、明日以降に罹患する可能性があります。

だからこそ、有事の際にどうしたら良いのか、リスクを最小限にするためにはどうしたら良いのかを色々と調べているわけです。

日本ではPCR検査で陽性者と判定された人が増えているのに対して、人工呼吸器や酸素吸入器を使用しなければならない重症患者の数は減っています。同様に死亡者の数も減っています。

東洋経済オンラインのHPに掲載されているコロナのグラフを見ていても、重症者、死亡者が6月以降は極端に少なくなっているのがわかります。

データ参照元: 東洋経済オンライン https://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19/

あくまで想像ですが、これだけ陽性と言われた方がいて、軽症(無症状)から重症まで多くの症例があったわけですから、症状が重くなるプロセスとか、どのような治療をすれば症状が良くなるとか、そういったことを病院関係者が分かってきたのではないかと思います。

また重症化した方や亡くなられた方は、高齢者、糖尿病や腎不全等の基礎疾患がある人というのもデータからもわかっています。(年齢も80代が最も多く、50代から下は死亡者数が大幅に減っています)

80代の方は罹患者の4割が亡くなられています。私も高齢者の両親がおりますから、そういった意味でも非常に怖い病気だといえます。

普段から一緒にいる人で、身近に高齢者や基礎疾患をもっている人がいる可能性もありますから、まわりまわって感染させないために一人一人が予防をすることが大事です。

そのために正しい情報を仕入れて、有効な対策を行うことです。

そして、万が一感染した場合、症状に応じた治療をしっかりと受診できる体制を整えるべきだと考えています。

人間ですから、判断が鈍ったり目先の数字に一喜一憂することもありますが、そういったことに惑わされず必要な情報を取捨選択することが大切です。

あと、陽性者に対する誹謗中傷も止めましょう。法治国家である日本で、人を裁けるのは法律のみですよ。

これからどんなことが待っているのか分かりませんが、少しでも明るい未来になるよう、切に願っています。

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