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アプリマーケティング アドベントカレンダー 2021

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Reproの稲田が主宰する、モバイルアプリマーケティングにトピックを絞ったアドベントカレンダー "アプリマーケティングアドベントカレンダー2021" モバイルアプリのマーケティ… もっと読む
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記事一覧

消費者を主語にする。(約10000字で理解する「ジョブ理論」)

このブログは「モバイルアプリマーケティングアドベントカレンダー2021」の25日目の投稿です。面白いと思っていただけたなら「#アプリマーケアドベント」をつけてシェア下さると嬉しいです。 「TikTok売れ」という供給者目線ワードインスタグラムの普及によって「インスタ映え」する商品がヒットしたり、観光スポットに多くの人が集まるという現象が見られたが、それがTikTokにおいてはさらに加速しているということも言えるだろう。日本では、「SNS活用」というと企業の公式アカウントを作

ペルソナ作りに重要な『ユーザー理解』

メリークリスマス🎄♡ 早いもので去年アドベントカレンダーの記事を書いてから1年が経ちました。 今回の記事では主に ・「ユーザー理解を深めたい」と思ったきっかけ ・どのようにユーザー理解をして事業に活用しているか ・マネタイズ⇔CS両軸に携わる上で得た気付き について書きたいと思います。 まだCS業務に携わって半年で、オーテとしてもユーザー理解をするために動き出したばかりですが、現在進行形で注力しているホットな情報がお届けできればと思います。 これは何?Reproの稲田

mikanのプロダクト改善における3つの失敗

このブログは、「モバイルアプリマーケティングアドベントカレンダー2021」の23日目の投稿です。 面白いと思ったら #アプリマーケアドベント をつけてシェアをお願いします! はじめに こんにちは。 mikanでPMをやっている、飯田(@aviciida)です。(サムネは僕ではなく、代表の髙岡さんです) 2018年夏にジョインしてから分析やコンテンツ制作、デザインなどを経験し、2019年5月からmikanでiOSエンジニアとして2年半ほど開発にがっつり携わってから、最近PMに

フェーズ毎に適したプロダクトマネジメントについて考えてみた

はじめにこのnoteは「モバイルアプリマーケティングアドベントカレンダー2021」の22日目の投稿と delyアドベンドカレンダー 23日目の投稿です。 初めましてdelyのkoba(@kazkobay)と申します。 delyでクラシルアプリのプロダクトマネージャー兼デザイナーとして、3年ほど経験させて頂いた後、現在TRILLという女性向け記事アプリの新規リニューアルにおけるプロダクトマネージャーとして働いています。 今回は、今年の7月にクラシル→TRILLに異動してか

スタートアップで「確率思考の戦略論」を実践してみた話。市場構造を方程式で表してみたら事業成長に貢献するアクションが明確になった。

このnoteは「モバイルアプリマーケティングアドベントカレンダー2021」の21日目の投稿になります。 記事にもし参考になる部分がありましたら、ぜひハッシュタグ「#アプリマーケアドベント 」を付けてシェアをお願いします!🎉 自己紹介株式会社タイミーで執行役員CMOを務めている中川と申します。広告代理店出身で、デジタル領域とマス広告領域の両方を経験した後に、3社の事業会社を経験してきています。 タイミーは、すぐに働けてすぐにお金がもらえるスキマバイトアプリです。 課題|市

ファンと向き合うための、プロダクト三権分立論

これはモバイルアプリマーケティングのアドベントカレンダー2021の20日目の記事です。12月25日まで毎日記事が公開されますので、ハッシュタグ #アプリマーケアドベント にて是非お楽しみ下さい。 ■はじめに 「顧客は自分のほしいものを知らない」 マーケやプロダクト開発に関わる人間なら、一度は聞いたり、話したりしたことがあるキーワードではないでしょうか? 一方で、 「顧客を声を軽視するサービスは続かない」 これもよく言われる内容です。 そして、一見相反するように見えるこの2つ

「投稿」が「脳内メモ」に変わるまで

YOUTRUSTのPdM後藤(@sayaka_goto)です。YOUTRUST←Retty← istyleでC向けサービスが好きで10年程携わっています。0歳のお子が趣味です。 後藤 紗也佳 | YOUTRUST タイトル通り、YOUTRUSTでは「投稿」に「脳内メモ」というネーミングをつけています。リリース時にはTwitterで40件の引用リツイートで反響があり、カジュアル面談でも質問を頂くのでこの記事を書く事にしました。リツイートしてくださった皆様ありがとうございます。

ハイパーカジュアルゲームのマーケで改善すべき指標とその対応方法のご紹介

はじめまして!ハイパーカジュアルゲームをメインに開発・運営をしている企業にてマーケを担当している木下です。約8年ほど現在の会社にお世話になっておりまして、途中ベトナム駐在で2年ほどゲームのディレクションをしたり、最近では新規事業のPdM的なこともやらせていただいてます。 今回はハイパーカジュアルゲームのマーケが追うべき指標とその対応方法という形で紹介させていただきます。 また、私の繋がりで国内と海外のハイパーカジュアルゲーム事業をされている企業のマーケ担当の方々にアンケート

n=1粒度でユーザーを定性的に捉える

1. ごあいさつ「cowcamo(カウカモ)」という、中古リノベーションマンションの仲介サービスを運営しております、株式会社ツクルバの山口です。 前職はSepteni Japanという広告代理店でデジタル広告のコンサルタントを経験して、2018年にツクルバにジョインしました。 2. テーマ今回のテーマは「n=1粒度でユーザーを定性的に捉える」ことの重要性についてです。 弊社では、定量的に把握できるユーザーのLTVだけではなく、定性的なヒアリングを常に掛け合わせていくことで

適切なコミュニケーション設計で数字がしっかり伸びた事例6選を紹介します

はじめにこんにちは。GMOペパボ株式会社が運営している、画像アップロードをするだけで50種類以上のオリジナルアイテムの作成・販売・配送までできるサービス・「SUZURI(スズリ)」のプロダクトマネージャー、マキヤマミルテです。 今回のnoteでは、実際にSUZURIで行った施策の中でも、(開発規模の大小かかわらず)コミュニケーション設計をしっかり行った結果きちんと数値が伸びた事例をご紹介したいと思います。 ターゲット編事例①お得なクーポンのPRの対象を「購入者」ではなく「

Duolingoのアプリが使いやすい理由

Test Everythingしているからです。 我々の行動指針に「Test Everything」があります。文字通り、すべてのことを事前にテストするのです。 ランキング(リーダーボード)などの大型機能から、オンボーディングの案内画面、プッシュ通知の文言まで、すべてテストします。そう、(メンヘラ彼女みたいと揶揄される)プッシュ通知も、A/Bテストの結晶なのです。 もちろんテストだけではなく、学習者ファーストのマインドや、UXリサーチチーム(UXR)の存在、デザインが経

継続率向上施策で踏み抜いてきたアンチパターン3選

こんにちは!ミラティブの坂本です。 IT業界にそろそろ12年になるのですが、ゲームやSaaSでデータ分析をやっていたり、SaaSやファンクラブアプリのPdMなどを経験してきました。その中で、継続率については相当に向き合ってきました。伸びたこともあるし、伸びなかったこともあります。今日は、私が踏み抜いてきたアンチパターンを3つの結論にまとめたので、紹介します。 まず結論から書きます。 継続率を短絡的にあげようとするとうまく行かない。→継続率を説明する変数を探して地道に向き

アプリからウェブのプロダクトマネージャーになって 1 年が経ち、学んだこと 20 個を振り返る[前編]

iOS/Android ストアが世に出てからはや 13 年。もはやアプリファーストのスタートアップも珍しくなくなり、むしろプロダクトにおけるウェブの優先順位は二の次、三の次というサービスも昨今では当たり前となりました。 自分自身、前職・現職 を含めてほぼ 10 年近くアプリ のプロダクトマネージャーを専業としており、PdM としてウェブにタッチする機会はほぼ無いままの状態が続いていました。が、2020 年春、これが遂に覆され、現職の メルカリ US においてプロダクトのウェ

ABテストを700パターン以上試してみて学んだこと

はじめまして! モバオクで主にアプリのデザイナー兼プロダクトマネージャーをしております藤井と申します。 このnoteは「モバイルアプリマーケティングアドベントカレンダー2021」の13日目の投稿です。 是非ハッシュタグ「#アプリマーケアドベント」を付けてシェアをお願いします! この記事で書くこと2019年6月からモバオクのiOSアプリとAndroidアプリでABテストを始めてから現在(2021年12月)までで実施してきたABテストから学んだことをまとめてみようと思います。