社会フィルター eコマースで思うこと 2024年4月16日

リアル商店で買い物をする場合、つまり近所で買い物をする場合、ただただ安さだけで商店を決めないことがあるだろう。接客が親切だから、資源リサイクルを心掛けているから、環境に配慮してそうだから、商店街を盛り上げようとしているから、地域の活性化に取り組んでいるから、など贔屓にしている店、応援している店があるだろう。

しかしオンライン商店で買い物をする場合、ほぼ値段だけで利用するサイトを選ぶ。アマゾンか、楽天か、ヤフーか、DIYをよくする人なら、モノタロウあたりか。

そこではリアル商店のような違いが分からないから、価格で選択するしかない。
商品をふるいにかけるフィルターを見ると、価格、在庫の有無、配達日、カスタマーレビューなどしかない。

で、リアル商店を利用するときの選択基準をフィルター機能に追加してはどうか、と思う。接客が親切だ、というのは、カスタマーレビューを見ればおおよそ分かる。他に、環境に配慮しているか、多様性を重視しているか、例えば具体的には、障害者雇用をしているか、フィルターの内容はそれぞれのサイトが客の注目をより浴びやすいと考えるものでいい。

社会フィルターがあると、環境に興味のある客や、多様性に興味のある客などを惹きよせることが出来る。 サイトの売り上げ増につながるだろう。


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