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「突発性難聴」と診断される【発症5日目】

朝一番で近所の耳鼻科へ。終わったら出社予定のため、会社に行ける格好で、朝8時半に耳鼻科へ向かった。咳と痰はこの日にはだいぶ良くなっており、耳だけが聞こえないままという状態だった。

耳鼻科につき、鼓膜の診察のためベッドに横になる。娘がまだ小さい頃、よく中耳炎になって鼓膜を切開してもらうために使われていたベッドに自分も横になるとは思わなかった。ベッドが自動で上がるとき、天井に貼ってあるアンパンマンとドキンちゃんが迫ってくるのが何とも言えず不気味だった。小さかった娘がギャン泣きしていた理由が少しわかった気がした。

鼓膜の診察、聴力検査も実施した結果、「突発性難聴」と診断された。しかも高度から重度なので、大きな病院で見てもらうようにとのこと。しかも今日これから行ったほうがよい、と。

まだ事の重大さに気づいていない私は「これから会議なので、来週じゃダメですか?」などと呑気に聞いたのだが、「今日行ってください」とのこと。仕方なく会社に電話し、その日の予定をキャンセルしてから、紹介状を書いてもらった近所の大きな病院に。そこで再び聴力検査を行なってから、耳鼻科外来で診察を受けた。

診断結果はやはり高度の突発性難聴。30dB以下が正常なのに対して右耳は76dBで、かなり聞こえが悪い状態。医師からは、とりあえず10日間ステロイドを内服し、10日後に再検査するようにとの指示が出た。

発症5日後のオージオグラム

帰りに薬局でステロイド他の薬をもらい、帰宅。その日のうちから服用を始めた。

【処方された薬】10日間分
プレドニン錠5mg はじめの7日間 14錠/日
 (その後 8錠/日、4錠/日、2錠/日と減薬)
メチコバール錠500μg 0.5mg 3錠/日
アデホスコーワ顆粒10% 3g/日
ランソプラゾールOD錠30mg 1錠/日

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