荒川央 (あらかわ ひろし)
1991年 京都大学理学部卒業 1996年 京都大学理学博士 (分子生物学、免疫学)
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コロナワクチンの汚染DNA量は欧州医薬品庁 (EMA) 基準値の500倍だった: methods and protocolsに掲載された論文から
コロナワクチンの汚染DNAについての研究が査読済み論文として発表されました。最終著者のJürgen O. Kirchner博士は2023年9月18日、ドイツ連邦議会の請願委員会でDNA汚染を公表しました。そして私も当時Kirchner博士のDNA汚染の報告をnote記事で紹介させていただきました。 このたび彼の実験結果が論文として発表され、実験の詳細についても公開されました。 今回解析されたのはファイザーコロナワクチンの7つのバイアルです。そのうち4つは期限切れのもので、
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シュードウリジン化mRNAワクチンはリボソームフレームシフトにより異常タンパクを生じる: Natureに掲載された論文から
mRNAは遺伝子の「設計図」です。mRNAが遺伝暗号のルールに従って3塩基ずつアミノ酸に翻訳される事でタンパク質が合成されます。しかしその際、塩基配列の挿入や欠失のために読み枠がずれると全く異なるアミノ酸配列を持つタンパクが合成されてしまいます。そのようなアミノ酸への読み枠がずれる挿入や欠失による遺伝子上の変異を「フレームシフト変異」と言います。フレームシフト変異とは、いわば設計図自体の書き間違いです。 一般論として、何かを作る際には設計図通りに作らなければ正しいものは作れ