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【京都ぶらり】古都京都歴史散策 五重塔を巡る

京都歴史散策五重塔を巡る
京都を代表する五重塔を3つご紹介します。


日本の仏塔は木造が一般的で3層と5層のものが多いのですが、古代の寺で百済大寺や法勝寺では九重塔、国分寺には七重塔も建てられました。
内部に仏舎利を奉安することを本来の目的とし、古くは伽藍の中心的存在であったそうですが、7世紀末頃から双塔式伽藍ができ、やがて回廊外に置かれるようになったそうです。


五重塔は京都府内に6か所、京都市内には4か所
内国宝が2か所、重要文化財が2か所あります。
日本には42か所の五重塔があるとされています。
今回は、よく訪れる3か所の五重塔をご紹介します。


世界遺産 国宝 醍醐寺五重塔
951年に建立され、現存する京都府の五重塔の中では最古のものとされています。
高さは約38mです。
醍醐寺は桜が有名ですが、今の新緑の季節もお薦めです!

世界遺産 国宝 東寺五重塔
木造建造物としては日本一の高さを誇り、高さは54.8mです。
東寺の五重塔には、弘法大師空海が唐より持ち帰った仏舎利が納められています。
4度焼失を経て現在の塔は1644年に徳川家光が寄進。
東寺は京都駅からも近く、春の桜、秋の紅葉と素晴らしい景色が望めます。

重要文化財 法観寺五重塔(八坂の塔)
この五重塔は、別名「八坂の塔」として京都市民から親しまれています。
聖徳太子が建立したのが始まりとされています。
幾度となく火災で焼失し、現在は1440年に建てられたとされています。高さは約46mです。
八坂の塔は、清水詣での近くにあり、京都で一番親しまれている五重塔。

京都歴史散策 五重塔巡り



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