AWS に出会って変わり、広がった世界

こんにちは。
この記事は、Japan APN Ambassador Advent Calendar 2020 の 25日目のエントリです。

APN Ambassador is 何?という方は、AWS 相澤さんの APN Ambassadorってなんだ?をご参照ください。

また、こちらの AWS 大林さんの「APN Ambassador Program は世界標準!」もご覧いただくと、APN Ambassadors に対する理解が深まるでしょう。ぜひお読みください。

そして、昨日はみんなが大好きな大竹さんの「アーキテクチャの設計原則を学ぶ人に伝えたい!個人的に大事にしているWell-Architectedを意識した1+5の思考パターン」でした。とっても良い記事でしたね。
まだ読まれていない方は今すぐにお読みください。そして、読み終わったらこちらに戻ってきてくださいね。







戻ってきていただけたようですね。ありがとうございます!

2020/12/1 から始まった Japan APN Ambassadors のアドベントカレンダーですが、わたしの記事にて完結となります。

タイトルにあります通り、今回はわたしにとって、AWS と出会ったことで変わったこと、AWS とはどんな存在なのかに焦点をあてたエモめな記事になっています。

結構色々なところででお話していたりするのですが、改めてまとめました。

いつものお約束ごとですが、本投稿内容は、わたし個人の意見や経験談であり、所属する企業や団体、それこそ APN Ambassadors や AWS さん、JAWS-UG などを代表するものではございません。何卒、よろしくお願いいたします。

簡単な自己紹介

伝統的日本企業に勤めているものです。もともと人見知りで目立つことや人前で話すといったことから逃げて...を通り越して、そういったことが大嫌いな人間でした。また、AWS に触れるまで自社グループの大型ストレージやサーバーといったオンプレミスごりごりの世界にいました。その世界の中で、いわゆる井の中の蛙の状態でのほほんと過ごしていました。

みなさんにとっての AWS とはなんですか?

「あなたにとって AWS は?」という質問をよくいただきます。わたしの答えは「興味深く、触っていてとってもワクワクするサービスです」と答えています。「知れば知るほど、もっと知りたい!」とも合わせて答えることもあります。でも、真の答えは・・・後で出てきます。

正直申しますと、初めて AWS を知り、会社施策で AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイトを取得した 2013 年ごろは大した興味も持てず、「インターネット越しで仮想マシンが使えるサービス」程度にしか思っていませんでした。

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それもそのはず、前述の通り、大型ストレージやサーバーといったオンプレミスごりごりのサポートエンジニアだったので、まずは実機ありきの考えをもっていたのです。

みなさんにとっての AWS とはなんですか?

AWS との再会、JAWS-UG との出会いから広がった世界

前述の通り、AWS との出会いは2013年ごろでした。その後、業務で触れることもなく3年が経過したある日、AWS を利用した案件にアサインされることになり、AWS と再会を果たしました。このあたりの話は、各種ライトニングトークや某伝統的日本企業のサイトでも記載されているのでそちらを見ていただければ幸いです。

業務や自学自習を続ける中、AWS Summit Tokyo 2017 に初めて参加しました。

この AWS Summit Tokyo 2017 で AWS はなんて面白いサービスなんだ!と心が動かされ、「もっと触って知識を得たい、吸収したい!」と変わっていきました。オンプレミスごりごりエンジニアだった自分の人生が変わった瞬間でもあり、さらに学習を加速していきました。

結果として、2018年2月に AWS 認定ソリューションアーキテクト プロフェッショナルに合格。

そして、翌月、2018年3月に JAWS-UG(AWS UsersGroup - Japan)のカンファレンスイベントである JAWS DAYS 2018 に参加しました。

人生初の JAWS との出会いでした。五反田のホールに約2000名の 熱量を持った AWS ユーザーが集まり、事例や学んだことの共有をしていました。このアウトプットの姿勢にも心が動かされ、「自分もこういった場に関わりたい、学んだことを共有していきたい!」と考えるようになりました。エンジニアとしての人生がさらに変わった瞬間でもあります。

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その後は、 JAWS-UG の初心者支部と IoT 専門支部の運営にジョインし、勉強会の企画や登壇を通じてアウトプットを意識した活動を行うようになっていきました。JAWS DAYS 2020 では実行委員にもなっていました。

そして、この JAWS DAYSは2021年も開催されます。2021年3月20日、場所はオンラインとのことです。まだ未体験の方は、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか

また、JAWS-UG 以外では、技術書典というイベントで Amazon Alexa などのスマートスピーカーに関する書籍や、 AWS CLI に関する書籍を執筆し自費出版するというアウトプット活動も始めたのもこの頃です。

AWS という、わたしが好きなものを登壇や書籍といった形で発信、共有するようになっていきました。

AWS re:Invent でさらに広がった世界

ところで、みなさんは、 AWS re:Invent というイベントをご存じでしょうか。毎年、11月ごろから12月のだいたい1週間程度、アメリカラスベガスで開催される大規模カンファレンスイベントのことです。今年はコロナ禍の影響でフルオンラインでの開催となりました。

AWS re:Invent については APN Ambassador である早川さんの 16 日目の記事「ラスベガス現地でre:Inventに参加したから得られていたもの」がとても参考になり、共感の嵐です。

そんな AWS re:Invent ですが、幸運にも 2018 年に初めて参加する機会を得ました。その節はほんとうにありがとうございました。

アメリカへの渡航経験がこれまでなかったわたしにとっては、出入国のやりとりから新しい経験の連続でした。トラブルも多かったのですが、それもまた良い経験だったなと今では思っています。このあたりは、自費出版書籍にまとめてありますので、興味ある方はご覧いただけたらと思います。

AWS re:Invent に参加するまでは、いろいろと評判を見聞きしていても、お恥ずかしいことに「よくある IT ベンダーの大規模展示会のすごいやつ!」くらいにしか思っていませんでした。しかし、 Andy Jassy さんの基調講演を聴講し、その後の各種セッションに参加すると、その認識が良い意味で裏切られたと気がつきました。

AWS さんが発信している通り、AWS re:Invent は参加型の学習カンファレンスです。世界各国から集まるエンジニアは、みんな AWS というサービスが大好きで、新発表のサービスや技術をいち早く体験し、自社サービスへの迅速な取り込みはもちろん、ブログやウェビナーといった様々な形で発信したいとウズウズしているのが感じ取れました。

こんな世界があるのか!と、快晴のラスベガスで強い稲妻とも思える衝撃があったのを覚えています。「このイベントはただの展示博覧会じゃない。現場のエンジニアこそ参加するべきイベントだ!」と、感動を覚えました。AWS に関連してエンジニア人生がみたび変わった瞬間でした。

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感電状態から復帰したわたしは、拙い英語を駆使しながら、エンジニアや講師、スポンサーブースの説明員と会話して、少しでも現地での情報を得ようと試行錯誤を繰り返しました。

帰国後の社内報告会でも、上司や上位上長、同僚に対して 若手や現場のエンジニア、言葉が悪いですが以前のわたしのように現状に満足しきっているベテランにこそ、AWS re:Invent に参加してほしい、参加させてほしいと訴えるようになりました。わたしが変われたように、会社にとってもカンフル剤になると信じて訴えました。それは今でも変わりありません。

このように、人生が変わり、世界が広がってからは社内外問わず、色んな媒体で「AWS、好き好き大好き、超愛してる」と、発信し続けていたところ、20196 Japan APN Ambassadors に選出いただくことができました。

APN Ambassadors に選ばれてさらに広がっていく世界

APN Ambassadors に選んでいただいてからは、 COE という立ち位置で 社内外での情報発信やクラウドエンジニア人財育成、エバンジェリスト活動をメインミッションとして業務にあたることになりました。つまり仕事として、AWS を「好き好き大好き、超愛してる」と発信できるようになったのです。

さらに現在では、 AWS 認定インストラクター(AWS Authorized Instructor : AAI)の資格を取得し、AWS 公式のトレーニングをデリバリできるようにもなりました。なので、AWS のトレーニングを受講すると、わたしが講師として出てくることがあるかもしれません♪

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現在はコロナ禍ということもあり、オンライントレーニングでの開催となっています。受講者の顔色やアイコンタクトなどで理解度を推し量ったり、テンポよく発問したりがしづらいのが難点ですが、逆に、オンラインだからこその方法を見つけられたら、強みになるのではと日々、思案と試行を行っているところです。ただ、本音を言うと、早くオフラインでのトレーニングをデリバリしたい!!!

次はどんな世界に進めるのか、今から楽しみで仕方ありません。

今後の夢~まとめにかえて

冒頭、「あなたにとって AWS は?」という質問の答えとして、「興味深く、触っていてとってもワクワクするサービスです」であるとお伝えしました。

改めて、数年前は大した興味も持てず、「インターネット越しで仮想マシンが使えるサービス」程度にしか思っていなかったのに、ここまで恋する乙女のような状態になるなんて思いもしませんでした。

AWS と出会っていなければこうはなっていなかったでしょう。今でも井の中の蛙で、のほほんとしていたかもしれません。改めて人生が変わったきっかけと言っても過言ではありませんし、これが真の答えです。感謝でいっぱいです。

「大事なのは、感謝と恩返し」と言った方がいました。どこかで恩返し、していきたいですね。

日々進化するサービスは学んでも学んでも尽きない興味の対象に他なりません。次はどんなサービスが出るのかな、この機能ではどんなことが実現できるかな、と考えるだけで楽しくなります。

そんなワクワクをより一層、皆さんに共有し発信していくのが今の夢であり、実現したいことです。全集中で呼吸を整えて日々活動していきますので、今後ともよろしくお願いいたします。

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