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つまらないことを面白く

今日のおすすめの一冊は、斎藤一人さんの『人生が全部うまくいく話』(三笠書房)です。その中から「えこひいきされる人に」という題でブログを書きました。

本書の中に「つまらないことを面白く」という心に響く文章がありました。

「斎藤さんのところの仕事をして、辞める人とかいないんですか」って聞く人がいます。 

勤め人でも、どっかに勤めたら一生クビにならない会社ってありますかねって言ったって、そんなものはあるわけないの。 それは、うちの仕事をやりに来たって、向かない人もいるんだよ。 向こうから辞めていくのもいれば、「あんた向かないから辞めな」って、こっちから言うのもいるんだよ。 

それは、サラリーマンの社会でもなんでも同じなの。「プロとして一生懸命やらなくていい仕事、ありますかね」って聞いたって、 そういうのは世界は広いんだから、「海の水もどこかで甘いところもあるでしょう?」って言ったって、ないよ。 海の水は、どこでもしょっぱいんだよ。 それは決まってるの、しょっぱいに。 

だけど、「海の水でもね、天然の塩には甘味がありますね」ぐらいの凝ったことを言ってほしいんだよ、俺としては。 それが、「仕事も打ち込めば、おもしろさが出ますね」ぐらいのと同じなんだよ。 

仕事が辛くってって言うけれど、辛いに決まっているんだよ。 辛くてやりたくねえから、こっちも金払ってるんだよ。 楽しくてしょうがないんだったら、金もらいたいよ。 金もらうっていうのは、辛くて大変に決まってるの。 そんなのは当たり前なの。 そこに喜びを見出すの。 

「仕事楽しいよ」って俺が言うと、本当に遊んでいて楽しいんだと思っているんだよ。 バカなこと言ってんじゃないよ。 金もらうっていうのは、大変なんだよ。

◆ 仕事に限らず、人生においても、「良いこと」もあれば「嫌なこと」もある。 「楽しいこと」もあれば「つまらないこと」もある。 そんなジェットコースターのような人生を、どうしたら楽しくできるか、どうしたら面白くできるか、ということが大事なのだ。 

楽しい仕事や楽しい人生があるわけではない。 だからこそ、どんなときも「楽しい気分」でいること。 そしていつも、「上機嫌でいる」「明るく朗らかでいる」「笑顔でいる」「笑っている」「愛ある言葉を発する」こと。 

お金もらうのは、大変なこと… 「つまらないこと」を面白くできる人でありたい。

今日のブログはこちらから→人の心に灯をともす


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