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IT時代、書くことがますます重要になってきた

今日のおすすめの一冊は、樺沢紫苑氏の『極(エッセンシャル)アウトプット』(小学館Youth Books)です。その中から「エッセンシャルアウトプット」という題でブログを書きました。

本書に「書くことの重要性」がますます大事になってきた、と話がありました。

インターネットやSNSが隆盛の今、私たちはメッセージというテキスト(文字)でやりとりをしています。動画、オンライン会議によるやりとりは、顔の表情なども伝わりやすいので便利な面もありますが、動画であれば動画を撮る時間、見る時間がかかり、オンライン会議はその時間中、パソコンやスマホに張りつかなくてはいけません。
近い将来にテキスト情報を凌駕する伝達手段が登場する可能性は、今のところ極めて低いでしょう。文字で情報をやりとりするという状況は当面の間、変わることはないのです。つまり、文章を書くアウトプットの力は、インターネット時代においてますます重要になることは、間違いありません。
今までの社会では、「話す」ことがコミュニケーションの主力でした。仕事でも、営業職であれば話すのが得意な人の方が仕事をとってきたり、社内でも会話や雑談によって信頼関係を築いたり、対面の「話す」コミュニケーションで部下からも信頼されたりしていました。
それがインターネットの普及によって、書くコミュニケーションへシフトしました。会社では、メールやチャットによる連絡なしでは、仕事ができない状態です。一昔前では、仕事のツールとして「電話」(話す)が欠かせませんでしたが、今やメール、メッセージ、チャットが主流です。さらにコロナ禍によるテレワークの普及によって、「対面」で直接話す機会が、ネット上のやりとりに急速に置き換えられています。
私たちのコミュニケーションは、リアルからネットへ、「話す」から「書く」へ大きくシフトしています。ですから、今後は今まで以上に「書いて伝える力」が必要になってきます。文章がうまく書ける人と書けない人では、「仕事の成果」だけではなく、「友だちとのコミュニケーション」にも大きな差ががついてくるのは間違いありません。
また、「書く」アウトプット力は、書けば書くほど伸びていきますが、一朝一夕ですぐに身につくものではありません。日々の習慣として書き続けることによって効果が出てきますから、早くから「書く」アウトプットを始めるほど有利になるのです。

昨今は、電話が嫌いな人が増えています。突然かかってくる電話で、仕事が中断されたり、リズムが狂ったりするからです。堀江貴文氏は「電話をしてくる人とは仕事をしない」とまで言い切っているくらいです。

成毛眞氏も、メールでコミュニケーションが出来ない人は、思考が整理されていないし、伝えるべきことを的確に伝えることがヘタな人で、もっというなら「仕事が出来ない人」だと断定しています。特に30代以下の若者は、電話をしてくる人を「無神経」「気づかいのない人」「昭和な人」だと思っているといいます。

ますます書くことの重要性が増してきました。エッセンシャルアウトプットの力を身に付けたいものです。

今日のブログはこちらから☞人の心に灯をともす


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