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福井刑務所の2工場で、7月11日から8月27日迄、房内所持許可という紙が貼ってあった「全日本道路」の地図帳


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 変わった紙が私本閲読許可証の横に貼ってあるのはわかっていたのですが、意味がわからずにそのまま通り過ぎてしまうところでした。同じ「全日本道路」を取り上げた前の記事の投稿完了直後に気がつきました。

 何があったのか思い出せないですが、私本閲読許可証は教育課長の判子が押してあったような記憶です。工場の担当の一存で、地図帳の居室内所持の許可を出していたようです。

 工場の担当というのは、学校のクラスの担任教師のような立場でしたが、階級は低そうで、警察でいえば巡査かいいとこ巡査部長という感じで、白線でした。

 夏の半袖のことは記憶にないですが、他の刑務官の制服は手首のあたりの袖に線がありました。金色の線が階級が上だと聞き、金線と呼ばれていましたが、金線の場合は線の本数にも違いがあったような気がします。

 刑務官の仕事の違いというのはよくわからなかったですが、巡視のような感じで刑務所内を歩き回っている金線の刑務官の数が、ずいぶん多く感じられることがありました。

 工場の担当の一存で、居房内所持の許可が出せたとも考えにくいのですが、何かそれだけの事情があったような気がします。私は軽く受け止めていて、記憶に残っていないのだと思います。

 7月11日から8月27日迄というのは、私は福井刑務所で、平成6年、平成7年、平成8年と3回経験していることになります。工場も担当もずっと同じでした。

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