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刑事の誘導や作文によって、犯してもいない殺人の調書が作成されていく中で、西山さんは「そんなこと言っていない。それ(調書)を返して」と抵抗


- 【独自】冤罪の新事実をグルーミング視点で炙り出す 取調官に恋した過去とトラウマ | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン) https://forbesjapan.com/articles/detail/67084/page3


刑事の誘導や作文によって、犯してもいない殺人の調書が作成されていく中で、西山さんは「そんなこと言っていない。それ(調書)を返して」と抵抗し、調書の奪い合いになったこともあると訴える。しかし、同時に「留置場から取調室に呼び出される時はうれしかった」とも振り返る。


「白馬の王子様が馬車で私を迎えに来てくれる。そんな気分だった」



2人の兄へのコンプレックスにさいなまれてきた苦しい人生から救い出した人と、これから取調室で2人きりになれる、という期待に飲食物の提供という「特別扱い」を示すメッセージも加わった。さらに、刑事が西山さんにかけた決定的な“魔法”があった。それは、再審判決でも断罪された「起訴後の被疑者との面会」だった。



「私に『起訴後にも会いに行く』と言ってくれ、本当に来てくれた。何度も。それが大きかった」



次回は、その魔法の効果と日本式の取り調べに潜む「官製グルーミング」によって被害者の心理に生じるダメージのメカニズムを読み解く

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