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走ることは魅力だらけ〜全力おすすめ本『こんなに楽しいのに走らなきゃもったいない!』

この記事は、女性向けキャリアスクールSHElikesの課題で書いた記事です。フィードバックをいただき加筆修正をしています。

在宅勤務(テレワーク)が増えて、無意識のうちに運動不足になっていたり、太ってしまった気がするという人も多いのではないでしょうか。

手軽に運動を始めたいと考えている方におすすめしたいのが、ランニングです。
このように言うと「そんなのわかっとるわ!それが続かないんだ!」という返しをいただくこともしばしば。
走ることは忍耐が必要なキツいものと思われがちですが、シューズひとつあれば場所を選ばずに誰もができる、実はハードルがとても低いスポーツだと思っています。

街中を歩いていると市民ランナーが増えたと感じることはありませんか?おしゃれな服を着たり、カラフルなシューズを履いて、気持ちよさそうに街中を駆け抜けていますよね。

そんな颯爽と走っている方の中には、学生の頃の長距離マラソン(1500m〜3000mのこと)の授業が嫌いだった人もいるはずです。
実際に私も、大嫌いな授業のひとつでした。
苦しいし、汗はかくし、いいことがないとずっと思っていたんです。

そんな私が「走ることが好きです!」と笑顔で言うようになったのは、2016年頃のこと。
そのきっかけとなった本(バイブル)を紹介します。

コロナ禍でうまく走れなくなり、2020年〜2022年11月までお休みしていました。リスタートの末、再熱しています。ご了承ください。

高橋尚子さんの著書『こんなに楽しいのに走らなきゃもったいない!』


高橋尚子さんについては、説明不要のオリンピアン。2000年シドニー五輪で陸上の日本女子初の金メダルを獲得され、マラソンの普及に多大なる貢献をされた方です。Qちゃんの愛称で呼ばれていますね。

本日ご紹介する、高橋さんの著書『こんなに楽しいのに走らなきゃもったいない!』は、ランニングの”魅力”をぎゅっと詰め込んだ本です。この本を読み終わったあとは、今すぐにでも走りたい気持ちになっていますよ。

ランニングの楽しみ方は人それぞれ!


私がランニングを継続できるようになる過程でぶち当たった壁は主に4つありました。

①モチベーションが続かない、走る目的を見失う
②服装に困る
③怪我をする(膝が痛い、とか)

当てはまるものはありましたか?
「走るのが楽しい」と思っている私でさえぶち当たって葛藤したものなので、多くの人が一度はぶち当たる壁なのではないか?と思います。

走る目的は人それぞれで良い、それが楽しい!


高橋さんはこの本の中で、下記のように記しています。

100人いれば走る目的は100通りあってもおかしくないですし、同じ人でもその時々によって何のために走るかは変わっていくものだと思います。
こんなに楽しいのに走らなきゃもったいない!p18

つまり、このランニングとは、健康、美容、ダイエットだけに留まらず、自分としっかり向き合いたい、仲間を増やしたい、モチベーションアップしたい……など、自分らしい目的があって当たり前、そしてそれは不変である必要がないスポーツだということです。

私も趣味でランニングをしていますが、その目的は毎日違います。
リフレッシュのために走る、走りたいから走る、街並みを楽しむために走る。パン屋さんに行くために走ることだってあります。

継続の目的も、マラソン大会を目指す時もあれば、ダイエットの時もあります。

このように、気分やシーンに合わせて取り組み方を変え続けられることもランニングの魅力のひとつです。
まずは、なんで走りたいのかな?という目的の整理だけしてみてください。

その整理のヒントを得るためにも、『こんなに楽しいのに走らなきゃもったいない!』を読んでいただきたいです。

好きな服を着るのも継続のコツ


「何を着て、どんな靴で走ればいいのか問題」って意外と深刻じゃないですか?

「形から入るタイプです」とよく表現されますが、好きな服を着ることは継続のコツの一つです。結構大切なことだなと思います。

とは言っても初めてランニングをする人は悩んでしまいますよね。

高橋さんはこの本の中で、シューズ、ソックス、ウェアについて、やさしく解説してくれています。
そのため、この本を読めば、この悩みはすぐに解決できますよ!

ちなみに私は、ランニング時の服装は「わくわくできるか」で選んでいます。
普段はモノクロの服を着がちな私ですが、ランニングの時はピンク色のジャンパーを着て、真っ黄色のシューズを履いています。
本当は白黒が好きだけど、背中を押してくれるオモシロサがほしい。だから、カラフルな服を選びます。

服選びの時間も、ランニングの時間の一部。
ランニングウェアを着て走っている自分の姿をイメージして、「好きだな、わくわくするな」と感じたものを、スポーツショップでぜひ選んでみてください。
それだけで、走る楽しみが倍増するはずです。

練習は本に忠実に


「練習のやり方がわからない問題」はかなり深刻です。
私は走り始めの頃、適当に練習を重ねた結果、膝を痛めて、うまく歩けなくなり日常生活に支障をきたしていた時期がありました。
適切な知識を持って走ることは、怪我をしないためにも重要なことです。 

インターネットの普及により、現在はスマートフォンやパソコンがあれば情報を簡単に入手することができる時代です。
しかし、選択肢が多い分、正しい情報を入手することの難易度は上がっているのではないでしょうか?

このような状況下では、特に初心者の方は、ご自身で情報を取捨選択するのは難しく、どれを信じたらいいのか悩んでしまいますよね。

この本の魅力は何より、高橋尚子さんという誰もが知る有名なランナーが書いているという信頼性と安心感があるところです。
また、限られたシーンに特化した情報ではなく、網羅的であるため、趣味から大会出場に向けた正しい情報を得ることができます。

正しい走り方やトレーニング方法を知ることは怪我を予防するためにも必要です。本で学び、練習に励むことがおすすめです。

オススメは旅ラン


走り始めの時期は、息も上がりやすく辛く感じるかもしれませんが、慣れてきた頃には心地よさを得られるはずです。

私も最初は目的を見失って、「なんでこんな辛い思いをして走っているんだろう」と疑心暗鬼になることもありました。
大会なんてなおさら。こんなに高いお金払って何やってるんだろうと何回も思いました。
しかし、継続する中で夢中になり、自分なりの楽しさを見つけることができるようになったのです。

私のおすすめは、旅先で行う「旅ラン」です。 旅ランにハマり、ランニングがさらに大好きになりました。

旅ランとの出会いも、この本です。
本から興味を持ち、旅先にランニングシューズ持参で行く。そして、少し早起きして早朝の街中を駆け抜ける。
そうすれば、観光スポット以外の街並みに触れることで、その土地をより知ることができます。

これが温泉付きの旅先だったら、より最高です。早起きして走って街の魅力に触れる、その後に温泉にのんびり浸かる。自己肯定感あがりまくりです。

新しい出会いの連続で、とてもわくわくしますよ。


ランニングの魅力を少しでも感じていただけたでしょうか?

走ることは、辛いだけのスポーツではありません。

走ることの魅力をもっともっと知りたい人は、ぜひ高橋さんの著書『こんなに楽しいに走らなきゃもったいない!』を読んでみてください。
読み終わった頃には、きっと走りにでかけていますよ!

おしまい。