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感情に振り回されず、芯のある人になるには


仕事がうまくいかなかった。
頑張っているのに成果が出ない。
誰も私のことをわかってくれない。
何をやってもうまくいかない。

日常にはいろんな負の感情があるものです。

落ち込んだり、イライラしたり、悔しかったり、悲しくなったり。

そんな時でも、感情に振り回されず、仕事でパフォーマンスを出し、
人間関係を良くしていくのにも、「言葉にすること」が役立ちます。





1) まずは、事実と感情を分ける



まずは、「起こったこと=事実」と、「感情、思ったこと」を分けていきます。
頭の中だけで考えず、話したり書き出したりすると、分けやすくなります。言葉にすることで、自分の体の中から切り離すのです。

2) 大事な友達に起きていることだとしたら、どう思うか



そして、「起こったこと」だけを、「自分のことではない」「他の誰かのこと」として客観的に見つめます。物語の中に、こういう登場人物が一人いる、として俯瞰的に眺めてみます。
その人に対して、どんなふうに思うでしょうか。

たとえば、大事な友達に、今、この出来事が起きていたとしたら、自分ならどう声をかけますか。
大切な友達には、きっと優しい声をかけるはずです。
でも、自分にはなかなか優しい声をかけられない。

大事な友達に言えないような言葉は、自分自身にもかけないほうがいいのです。
「ダメなやつだ」「もうこれで終わりだ」なんて、大事な人に言えますか。
一つ一つ言葉にして、話したり、書いたりしていくことで、自分自身にかける言葉が変わってきます。

3) 自分なりの尺度を持つ


SNSやネットニュースを見れば、
いくら稼いだとか、何を買ったとか、
たくさんの人に囲まれて幸せとか、
何かを達成したとか、
丁寧な生活とか、オシャレなライフスタイルとか、
そんな情報が洪水のように流れてきます。

そして、「今のあなたでいいの?」
「そのままでいいの?」
「そんなことしているからうまくいかない」
「言い訳をするな」
「変わりたいと言って変わらない奴はダメ」
というような要らない言葉が降り注いできます。

だからこそ、誰かが、世間が、ではなく「自分は」何を大切にしているかを言葉にすることが大事なのです。

自分にとっての幸せとは何か。
自分は仕事に何を求めているのか。
自分はどんな人の味方でいたいのか。
仕事や活動を通して、何を伝えていきたいのか。

言葉にできれば、人と比べて焦ることが減ってきます。

私のモノサシとあなたの物差しは全く違う。

違う尺度で、違う競技をして、
あっちが勝った、あっちがすごいと言っても意味はないとわかるのです。

そんなの綺麗事だよ、この資本主義経済の中では、お金がないと生きていけないんだから、と思うなら、それもまた一つの尺度です。




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