多様化するソースせんべい。〜懐かしさ×新しさ×音声〜
今、ソースを頭にドボドボとかけています。
ソースは、あの調味料的なやつです。
ちょっと贅沢して、いつもより少し多めです。
甘酸っぱい香りが私の体を包んで、食欲をそそるように思います。
…って伝えたからには、「お好み焼きじゃあるまいし」「タコ焼きかよ」「豚カツとキャベツ」というツッコミを待つしかありません。
ああ、念のために書いておこう。ソースを頭にかけたことは、一度もありません。てか、そんなの当たり前だよね笑。
ソースをかける代表的な食べ物は、先述したお好み焼きやタコ焼き、豚カツ。魚類の揚げ物やコロッケとかもそうか。
そういえば、駄菓子のソースせんべいも、ソースかけますよね。
…って伝えて、「そーっすよね」っていう小ボケを求めがちな筆者です。
あ、20年ぶりぐらいにソースせんべい食べたから、それについて書きます。
【復刻ソースせんべい】
うまい棒でおなじみのやおきんさんの「復刻ソースせんべい」。製造している企業さんは、横浜にある花丸本舗さんのようです。
商品パッケージの縁日っぽさは、なんとも言えない魅力があります。また、「復刻版」というテキストも、「リニューアル」的な印象があって、気になっちゃうから心が動く。
駄菓子店によく通っていたとき、ときどきソースせんべい、食べてましたかね。頻繁に食べてた記憶はないけど、駄菓子なのにソースをつけて食べる感じが、当時を思い起こせば、何かラグジュアリー。
中身も見ましょう。
【中身、お好み焼き、うまくいかない。】
6枚入りです。チョー懐かしい!
よく見ると、広島風お好み焼きの下の部分みたいなビジュアル。
ソースはこんな感じよ。
鶴と亀がデザインされています。
鶴も亀も、めでたいものの象徴ですな。
昔話的には、鶴は機織りするし、亀は竜宮城に連れてってくれます。
あ、せんべいにソースをかけましたよ!
ソースをかけるときに、「せや、なんかイラストっぽい感じにしよ。ニコちゃんマークとハートマークにしてみようか」と思って実践したものが上の画像です。
う、うまくいかねぇ…。
駄菓子なわけだし、変にオシャレかつスタイリッシュな感じを演出しても、逆にアウトっぽいので、ニコちゃんマーク的な何かとハートマーク的な何かをそのまま載せます。
じ、じぶん、不器用です…。
【多様化するソースせんべい】
このソースせんべいの商品パッケージ裏面には、以下の文言があります。
「せんべいの部分にソース以外をつけても、美味しい」って伝えていますね。せんべいの部分の味は、アイスクリームを支えるコーンみたいな感じなので、アイスクリームは合う。
また、クセが強いわけでもないので、マヨネーズや練乳、梅ジャムのみならず、ポン酢や柚子胡椒、チョコレートとかも合うはずです。試したことないけど。
つまり、食を多様化できるやつ。クセが強くない万能性は、多様性を実現しやすいってことでもあります。
さらに、ソースせんべいは、音声教育でも用いられているようですね。ソース(情報源)として正しいのかどうか、いまだにいささか謎であるけれども、Wikipediaには、こんな感じの説明があります。
もともと耳が聞こえない子どもたちの音声教育として、ソースせんべいを利用しているようです。ソースせんべいを口の中に入れて、舌を動かして発音を覚えるっていうね。
ソースせんべい、口の中にくっつきやすいし、でも溶けやすいという謎のポテンシャルがあるよね。
ネットで色々と調べてみると、教育機関や地域センターなどで、ソースせんべいを活用した音声教育、ときどき取り入れられてるっぽいですな。
■郡山市の例
https://fukushima-sd.fcs.ed.jp/wysiwyg/file/download/16/5689
■下田市の例
http://www.shizugenken.jp/wp-content/uploads/2012/07/e7acac1e59b9ee38080e6a78be99fb3.pdf
【ソース(情報源)、そーっす。】
こうした教育関連にアプローチできてしまう「ソースせんべい」の展開もまた、多様性ですわ。
ソースせんべいだけではなく、ソース(情報源)も、未来的に多様になるのだろうか。
「うーん、そーっす」と言えるかもしれないし、間違っているかもしれない。
いずれにしても、全体的に「ソース」って連呼しまくった内容でしたね。
だから、前口上で「今、ソースを頭にドボドボとかけています」って書いたのよ。
(了)
※記事内容は、ステマ的な何かではありません。あと、個人の見解です。
※記事内の画像は、私の撮影によるものですよ。
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