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アート、チョコレート、ハースト。

前回の記事で、フランスの画家であるオディロン・ルドンについてちょっと書きました。

そしたら、なんだか頭の中がアートでいっぱいになったぜ。

ということで、「私とアート」について、ちょろっと書いてみまっす。

【アート≒ビジネス街】

私がアートにハマったのは、社会人になってから。

大学を卒業し、都内のビジネス街で働いてみると、ミュージアムが身近ってことに気づきました。

有名な美術館、すごいっぽい展覧を実現できる美術館、都内の中心地にありがち。

で、都内の中心地って、基本的にはビジネス街じゃん。

それに、張り巡らされた線路(電車)があるからこそ、上野とかだって、そんなに遠い場所じゃない。

ということで、アートにハマったのは、社会人になってから。

■美術館めっちゃ身近じゃね?

■せや、色々と作品みたろ!!

ってなったような気がします。環境の変化が、私を変えた。

学生時代もスキっちゃースキでしたが、お金ないし、アルバイトで忙しいし、その頃は、美術館にはあんまり行ってないっす。

図書館にある画集こそアートの現場、みたいな。

【失われた時を求めるのは、プルーストだけではない。】

んで、美術館と言えば、各アーティストの作品を鑑賞するだけではなく、グッズ販売も、魅力のひとつですな。

田村由美さんの『ミステリと言う勿れ』の主人公も、何かの展覧会でグッズを購入してましたよね。

私個人は美術館のグッズ、あんまり購入しない方だと思いますけど、自宅には、こんなグッズがありました。

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ポップアートでお馴染みのAndy Warhol(アンディウォーホル)。

彼の顔がプリントされている缶ケース。

裏面は、こうです。

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CHOCOLATE CRUNCH BAR

って書いてある。

つまり、お菓子(CHOCOLATE CRUNCH BAR)が入っていた缶ケースです。

てか、もうすぐバレンタインですね、、

缶ケースの中は、こんな感じよ。

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しつこいぐらいに、「ANDY WARHOL」ってプリントされている笑。

この缶ケースを購入したのは、森美術館ですね。

2014年に、大規模なAndy Warhol展があったのさ。

公式サイトに説明が残っているので、引用しまっす。

本展は、700点におよぶ初期から晩年までのウォーホルの作品と資料を包括的に紹介する、日本では過去最大級の回顧展です。

※引用:国内史上最大の回顧展「アンディ・ウォーホル展:永遠の15分」を森美術館で開催

ね、大規模なANDY WARHOL展をやったのよ。

あ、この展覧会が行われた2014年は、街中をもっと自由に移動できましたよね。

てか、美術館すげー行きたくなったな。

失われた時を求めるのは、プルーストだけではありません。

【桜って、刹那。あるいは、死がい。】

2022年3月、森美術館の近くにある国立新美術館で、ダミアン・ハーストというアーティストが個展をやる。

そんなに美術史とかアート業界とか詳しいわけではないけれども、ダミアン・ハーストは、今を生きるレジェンド・アーティストだろうよ。

で、ハーストと言えば、

■動物をホルマリン漬け
■がい骨をデコる

みたいな作品を提示するイメージが強い。筆者は、彼の作品をいくつか見ているのですが、「死」を扱う系の人っていう印象ですわ。

国立新美術館の展覧会では、「桜」なるものをお見せするようですね。

桜って、刹那。

なぜ桜は、一瞬にして薄桃色の花びらを失うのか。

ミステリと言う勿れ。

(了)

※画像は、すべて筆者の撮影かつ私物ですよ(あと白黒に加工しました)

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