【1ヶ月】配属先の活動について
2024.3.17
2/7にトンガに到着し、約1ヶ月ちょいが経ちました。
現地語であるトンガ語学研修(約1ヶ月間)が終了し、
3/11に「教育省学習指導課
(Embassy of Education)」に配属され、
現在、活動に取り組んでいます。
トンガでは、現在小学校Class3~Class6(3年生〜6年生)
を対象に、算数カリキュラムの中に「そろばん教育」を
取り入れています。
トンガの王室🤴🇹🇴筆頭に
「そろばん」学習の素晴らしさに興味を持たれ、
義務教育カリキュラムになっています。
「そろばん」という日本の教育の原点とも言えるものに
国をあげて興味を持ってくれていることは大変喜ばしいものですね。
”読み書きそろばん”の時代もあったのが日本ですよね。
(↑私自身はこの時代は過ごしておりませんが、
小学生時代に放課後地元のそろばん教室に通っておりました。)
トンガでの現在の課題としては、
「そろばん」を義務教育カリキュラムに
入れ込んだものの
”教員の能力、知識不足” が顕著に表れています。
【現在の課題】
・カリキュラム通りに指導が進まない。
・そろばんの授業が蔑ろになっている
(先生も指導に自信がないからスキップしてしまう)
・できる子できない子の差が顕著にみられる
・各校の校長先生でさえすら 自分の学校の指導が
どこまで行き渡ってるかを理解してない😅
(各校長と話しをすると「うちの学校はカリキュラム通
りに学びが進んでいるし、問題ないよ〜」って言いま
すが、クラス巡回すると問題だらけなのよ🥹)
などなど他にも多々課題があります。
そのため、
教育省のモニタリング、管轄が 必要なのが
トンガの初等教育の現状🥹
これらの”課題”をいかにして解決するか。
私の任期が満了し、日本帰国した後も継続した形で
良質な教育が子どもたちに提供できるような
システム作り、カリキュラム構築、
教員養成 等々がキーポイントになって
きそうです。。。
もう少しの間、まずは
”生の現場を知ること”
”ヒトとの関係性作り”
を重視して焦らずスタートしていきたいと思います😌
「そろばん」ができるようになること。
それは”目的”ではありません。
「そろばん」を ひとつの ”手段” として
数字の概数や概念の理解、数的能力の向上、
算数(数学)教育への還元
へ繋げることがゴール✨です。
これからの”未来の国、世界✨”を担う子どもたち👦🏻が
そろばんを好きになり、数字を好きになり
その先の”人生の一つの糧”となるよう、
そう願いながら 指導に当りたいと思います。
そして、
未来の子どもたちに期待を寄せ、
目の前のひとりひとりに寄り添い、
自分と関わることで
日本に興味を持ってくれたり、
”学ぶこと”って案外おもしろいじゃん など
その”ヒト”の人生に
いずれかの形で影響を与えられたら嬉しいです。
青年海外協力隊として、
一人の日本人として、
私にできる活動に全うしたいと思います😌🌎🙌
最後まで読んでくださり
ありがとうございます。
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