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2021年の僕へ。今年の仕事ふり返り

いつものごとくTwitterを眺めていたら、コスモオナンさんが面白い企画をやるとのツイートを見て、気づいたら応募していました。

というわけでnoteを書くことになったのですが、色々考えた結果、今年の振り返りを書くことにしました。


僕のこれまで

くわしくはこちらのnoteに書いたのですが、2019年にそれまで3年ほどやっていた通販サイトの会社から、Webマーケティングのコンサルへ転職し、SEOやコンテンツマーケを中心に働いていました。

(↑一人で複数のECを運営したり、ウェブマーケ施策から伝統工芸職人さんのインタビュー、YouTube撮影から箱詰めまでなんでもやっていた時代の葛藤や、転職するにあたって目標などを整理した、渾身のnoteです...!)

伝統工芸品の通販サイト運営では、かなり幅広い分野の仕事と色々な商材にふれてとても楽しかったのですが、もう少しひとつの分野を極めたいな... という思いがあり、興味があったコンテンツマーケ、SEOを専門にやっていくことに。


2020年でこれまでと変わったこと①:視座が上がった

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一番大きな変化は、仕事の視座がすこし上がったことかな、と感じています。ECサイトの運営担当として働きはじめたころは、「どうやって売るか?」ばかりを考えていました。

しかし仕入れの苦労や、商品が売れるたびに行っていた粗利計算で「売れても利益が残らない」場合があると知り、3年ほどかけてどんどん事業部単位、数年単位で物事を考えられるようになりました。この頃に叩き込まれた原価を確認する感覚や、数字への意識はいまでも染み付いているので、当時の上司には感謝しています。

「この商品は、時間単価を考えると割りにあわない」
「このカテゴリの商品は地味だけど、配送料を考えると利益率がよい」
「この事業は時簡単価が低いので現状きびしい → 販売の手間を効率化する方法を考えよう...」

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(当時の写真を見返すと、一人で過ごしている時間が長かったんだろうな...と思う。通勤の2-3時間でいつも考え事をしていた)

などなど、最初は一取引単位で考えていたのが、だんだん事業部全体の事を考えられるようになっていました。2020になってよりマーケティングの勉強を深める中、「リアルマーケサロン」というそもそもビジネスマンとして、マーケティング的な思考力を鍛えるオンラインサロンに入ったこともあり、最近はさらに「会社としてどうなるのか?」という経営的なレベルで事業を捉えられるようになってきた感覚があります。

*経営者になった事はないので、経営視点が身についたとは思っていません。ただ、フリーランスとして経営者とギャラの交渉をしたり、給与交渉を通じて経営的なものの見方は少しずつ、身についてきている気がします。

日々取り扱う金額も、振り返ってみると
・6年前:数千円〜数万円(社会人になりたて)
・3年前:数十万〜数百万
・2020年:数百万〜数億
とどんどん上がってきているんだな。。。と感慨深かったです。

自身の視座が上がる感覚はとても楽しかった。同時に先人のすごさ(経営視点やマーケティングのセンスなど)にもあらためて気づけた。今の自分が知らないポジションからの景色(経営者や、大手事業会社のマーケターなど)に俄然興味が湧いたので、もっとたくさん勉強し、経験してビジネス的な戦闘力を上げていきたい。


2020年でこれまでと変わったこと②:コンテンツ作りの深さを垣間見れた

世界へボカンも2年目に入ったことにより、知識もついてきたので、より記事制作や企画作りに本腰を入れて制作に専念できたのが良かったです。2020年にコンテンツマーケで取り組んでよかったことをざっと紹介すると...

・記事の構成案の「型」つくりができ、より記事のアイデアを洗練させることに時間が使えるようになった
・同じネタでも掲載媒体を変えると反応が全然違うことを学べた
・SEOサービスの価値訴求の方法として、担当者レベルと事業部長・経営者では判断軸が全くちがうことに気づけた
・大手のお客さんならではのニーズを拾う方法がなんとなく分かってきた

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などなど、変化はたくさんありましたが、同時に課題もたくさん見えてきました。例えばSEO特有の「記事公開から成果が出るまで」の期間の長さ。これが長ければ長いほど、一時的に費用対効果はかなり悪く映ってしまいます。これについてはいくつか対策を考え中です。

そしてたとえ元のアイデアは良かったとしても、掲載する媒体やサムネール、タイトルなど、見せ方を妥協してしまうと成果がかなり変わってしまうこと。諸事情があっても折れないためにも、より事前のすり合わせや、自分の提案を推す根拠を、物怖じせず伝える知識を身に着けようと思いました。

個人的には、日本最大級のコンテンツマーケティングの祭典、「Content Marketing Day 2020」に出展企業として関われたのがとても嬉しかったです。実は登壇スライド作りもけっこう手伝っていたりします... 

コンテンツ制作について学んだことを自由に試してみたくて、noteを書いたり「届けたい!」と想って書いた文章が5月にバズったりと、それなりに勉強と実践ができた年だったと思う。

(下書き状態のnoteをつぶやいたら、めちゃくちゃ反応が来てビビったのがなつかしい。このあと謎の使命感にかられて、睡眠時間をごりごり削って数日で書き上げた)


2020年でこれまでと変わったこと③:興味の範囲がより広がった。哲学、歴史などが楽しくなった

詳しくはこちらのnoteに書いたのだけど、今年の後半になって哲学や歴史、思想についての知的好奇心が爆発した

それまで実務、実務、実務でひたすら「いますぐ役に立つ知識」を追い求めていたのがちょっと落ち着き、思想の探索に時間を取れているようになった。歴史や哲学を知った上でニュースをみると、昔は「なんかアメリカと中国がばちばちやっている」ぐらいの解像度だったのが「個人主義と全体主義の戦い」などとちがう観点で考えられて、とても面白い。

昔は「自分はリベラルだ!」と思っていたが、リベラルと言っても決して一枚岩ではないことや、保守的な考えも自分の中にあると学び、色々な価値観に触れられたのは非常に楽しかった。


今後の目標:2021年に向けてを実行する

2020年は本当に仕事一筋!という感じだったので、2021年はもう少し個人での仕事の幅を広げたいなぁ、と思っています。

その第1段として、とりあえずPCのアップグレードをしました。まずは形から。いま専門としている「テキスト」の表現だけではなく、もっとデザイナーとして画像や動画を作れるクリエイターになろう、と思いまして...

また、仕事面として、まだまだ詳細はこれから発表できたらと思うのですが、社内社外に関係なく、

・新サービスパッケージ作り
・働き方を改善する(時間を短く)
・PRと企画作りで「伝える」力を磨く
・書籍を出す(共著もしくは編集で)

あたりを考えています。大きな目標でいうと、「お客様の声」記事をもらえるようないい仕事をもっとし続けることです

2021年も、頑張るぞ!

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