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104.キラキラしない協力隊のすすめ

JICA海外協力隊の春募集が、5月17日に始まります。

要請情報を見ると、記事投稿時点でチュニジアは15件あります。

私の任地はありませんが(悲)、青少年活動は複数件あります。
チュニジアの要請は「一芸」を求めると言われています。実際、相応の経験が必要なものも多いのですが、以前には新卒で来た方も居ます。

インフラは安定しており、物価も安く観光地もあるので、途上国ではかなり恵まれた環境だと思います。応募をお考えの方は、職種が合えば是非チュニジアも見てみてください。

https://www.jocv-info.jica.go.jp/jv/index.php?m=List&cID=475&n=y&period=2024%7C%E6%98%A5

海外協力隊は、検索すると

①訓練所で同期と青春!仲間とワイワイ!
②現地の一員となって国際協力!

といった、キラキラ輝いた写真の数々が出てくるのですが、集団行動が苦手で地味な私としては、そこが心配な(または関心が薄い)人がいても大丈夫、ということを伝えたいです。

①をしたい方は、存分にできると思いますが、協力隊になる方は性別・世代を問わず幅広いので、訓練所で浮くことなく充実した生活を送ることができます。

訓練所は個室ですし、自分のリズム・空間で生活することができます。もちろん互いへの配慮は必要ですが、自分の時間も十分あります。

②は、キャッチコピーの「いつか世界を変える力になる」と志すことは立派ですが、「これまでの経験を活かしたい」「海外に住んでみたい」といった地に足のついた理由でも十分良いと思います。

「力がない…」と思う方でも、私のようにただアジア人が住んでいるだけで周囲の刺激になることもあります。

これも、小さな意味で「世界を変えている」ことになります。もちろん、異なる環境に身を置くことで自分が変わるきっかけにもなります。

何度か落ちても諦めず、ついに通ったという同期隊員も珍しくなかったので、一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。

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