100.美しきチュニジアの内陸部、その現実。
(県都のマーケットは賑わいも違う)
赴任から半年が過ぎ、記念すべき100号に到達しました👏
意外と何とかなるものですね。
今後も無事・安全で過ごせますように。
お米の備蓄が尽きたので、バスで1時間の県都まで買いに出かけました。
※昨年から、首都でも米が不足することが珍しくないのですが、ラマダン以降は輪にかけて入手が困難になってしまいました。米の慢性的な不足で10万人が困っているというセリアック病協会の記事が昨年から出ています(小麦アレルギー)
上下に揺れるバスの中では、このような絶景が見られます。
ここに馬に乗った人が通り過ぎ、ヤギの大群が食事する場面にも遭遇するので、まさに手付かず・昔ながらと言うに相応しい風景が続きます。
チュニジア内陸部の美しさを知る日本人は、今のところ自分だけではないかと思っています笑
しかし、この原風景は、開発が進んでいないと言うことの裏返しでもあります。
チュニジアでは、首都を含めた沿岸部と、内陸や南部の深刻な経済格差が長年問題となっています。
教育や福祉などのインフラだけでなく、沿岸部に企業の約92%が集中しているため、雇用機会も大きく異なります。
最も厳しい南部とでは、失業率に3倍もの開きがあるようです。
この素朴さだけに気を取られることなく、現実と向き合うこともまた大事です。
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