『無意識さん、催眠を教えて』週刊たろじい通信第45号
はじめに
私は無意識や潜在意識について興味があるので、『無意識さん、催眠を教えて』(大嶋信頼)という本のタイトルに惹かれ、読んでみました。
どうしても「催眠」という言葉にメンタルブロックを感じてしまいます。
しかし本書でも紹介されているとおり、精神科医・心理学者により裏打ちされており、決して疑似科学ではありません。
ネットで調べると「催眠療法を理解できる本」と紹介されていました。しかし催眠療法のやり方や、効果は断片的に述べられています。
この本を読んだからといってすぐに催眠療法を使えるようにはなりません。
当たり前ですよね。1冊の本を読んでわかるなら、それ以外の本を読んだり、オンライン講座を受けようと思ったりする人がいなくなってしまいますから。
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くり返しになります。もとより私の理解力不足もあるのですが、この本を読んだだけで催眠療法のやり方がわかるとは言えません。
さらにお金を払って何かをしてもらいたいとも思いません。
私はカウンセリングにアレルギーをもっているからです(かつてカウンセリングを受けましたが何の役にも立たなかったので)。
それにしてもAmazonレビューが高評価ですね。
この本だけで催眠療法を会得したのでしょうか。どうにも私は腑に落ちません。
このもやもやした気持ち。『なぜ生きる』という本を読んだ時と同じです。
問題提起は切実なのに、答えの周辺をぐるぐるまわっているだけで、答えにたどりつけない。ただ今回の本は「無意識(潜在意識)」について学ぶところは大でした。
無意識へのアプローチもいろいろな方法があるのだなと感じました。
大嶋信頼さんは数多くの本を書いていらっしゃいますので、もっと深く知りたい方は探すことをおすすめします。
おわりに
大嶋信頼さんも師匠に学び、多くのトレーニングを積むことにより催眠療法を習得したのでしょう。次回は「催眠療法入門」というテーマで、一から催眠療法を練習できる本を書いていただきたいです。
無理な注文でしょうか。たとえばあなたは「これ1冊で医者になれる本」というものがあったら信じますか? 大学で学び、国家資格を通らなければなりませんよね。
それを本1冊にまとめることなどあり得ません。
さて、あとは時が経つのを待ちましょう。「あのとき読んだ本はこういう意味だったのか」とわかる時が来るでしょうから。
それでは合言葉、ついてる(斎藤一人)。
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