真夏の北海道ツーリング
真夏の長距離ツーリングは苦行のようにつらいので今年の夏は思い切って北海道へ行くことにしました。
フェリーで行くことも考えましたが、移動時間を考えて飛行機&レンタル。
大型免許を取ったので大型のオートバイでのツーリングを経験してみたいというのもありました。
借りたオートバイはTriumph Speed Twin 1200。もし大型のオートバイを買うならBonnebilleかSpeed Twinが有力候補なので、試乗ではわからないことも体感できそう。
2023年8月24日木曜
仕事を終えて職場から羽田空港へ直行。遅延して札幌市内に着いたのは夜中になってしまいました。
夜中なのに蒸し暑くて札幌とは思えない気候でしたが、今回唯一の札幌の夜なのでススキノの「だるま」でジンギスカンをいただきました。札幌の夜は活況で夜中なのに沢山人が並んでいてびっくりでしたが、とても美味しくてこんな時間に肉を沢山いただいたので翌朝は胃もたれでした。
8月25日金曜
札幌市内のバイク屋でオートバイを借り、初日のルートは余市まで高速で積丹半島を周り、岩内からライダーに人気のニセコパノラマラインを走ってニセコに宿泊する計画。
残念ながら半島の先端あたりでゲリラ豪雨のような凄い雨に遭遇し、前が見えないくらい降られてしまい、食堂の軒先を借りてしばらく雨宿り。だいぶ時間をロスしてしまい、その後も雨が降ったり止んだりで、パノラマラインをあきらめて最短ルートでニセコに向かいました。
お値段高めでしたが美味しかった
ニセコの宿はスキー場近くのコンドミニアム。この辺りは外国人向けの宿が沢山建設されていて、海外のリゾート地のよう。この部屋も羊蹄山がみれる広いリビングが快適でした。
周辺のレストランも外国人向けが多く残念ながらシーズンオフで営業しているお店は少なめでした。今度は冬に来てみたい。ニセコは少し標高高いので少し期待しましたが残念ながらそんなに涼しくはなかったです。
8月26日土曜
この日は富良野を目指すルート
羊蹄山をぐるっと半周して中山峠を越えて札幌から滝川まで高速道路で移動。国道38で芦別を経由して富良野に向かいます。
中山峠は気持ち良い高速コーナーが続く快走路で、気温も低くてとても快適でした。
北海道は一般道でも街中以外は信号も少なく快適に走れますが、この日は移動距離も長めなので札幌から滝川までは高速道路を使いました。
富良野の宿はビジネスホテルですが屋上に大浴場があって疲れを癒せました。オートバイで長距離走ると疲労が溜まるのでお風呂は大事です。
夜ごはんは有名な居酒屋「くまげら」へ
あまり居酒屋っぽくなくて観光地価格でしたが、料理は美味しかったです。
8月27日日曜
富良野は何回か来ているので観光地はパスして、十勝岳の山岳ルートととオートバイ乗りには有名な「ジェットコースターの道」を走りました。
旭川の道の駅でお昼ごはんをいただき、帰りは一般道で札幌を目指します。少し時間があったので日本ハムファイターズの本拠地エスコンフィールドを寄り道にて見物。オープンな雰囲気で野球場というより正にボールパークという感じ。野球の試合はないのに沢山の人が来場していたのが印象的でした。
試合のない日も中に入れてビールも飲めます
そしてツーリングは終了。オートバイを返却して今日の宿泊地千歳へ電車で向かいます。
8月28日月曜
最終日は飛行機を遅めにしてゴルフを楽しみました。
真夏の首都圏近くのゴルフ場は暑くて大変なのであまり行きませんが、一度経験してみたかった夏の北海道ゴルフ。道具は家から宅配便で送ってあります。
少し雨が心配な天気のなか、何とかプレイは出来たのですが気温は35℃近くで湿度も高く、真夏の栃木でゴルフをやるのと変わらなくてがっかりでした…芝も暑さに弱い洋芝だからかフェアウェイも枯れているところが多かったです。
今年の夏は真夏日が80日を超えたという異常な東京に比べれば涼しいはずで、たまたま行ったタイミングの北海道が異常気象だったんだと思いますが、期待とは違う北海道ツーリングとなりました。3日間乗ったTriumphはとてもいいオートバイであることが体感できましたが、排気量の関係で排熱も凄く、真夏はいつも乗ってる小排気量の良さもよくわかりました。
北海道のベストシーズンは6〜7月とのこと。いつかリベンジで再訪したいと思います。
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