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大型二輪を試乗してみて

2023年7月23日
せっかく大型二輪の免許を取得したので、大型車ってどんなもの知りたくなり試乗をしてみました。
今のオートバイmutt motorcyclesのmongrel250は気に入って乗っていますが、250ccのシングルなので高速道路で長時間走るのはつらい。そんな時には大型車はいいんだろうな〜と浮気心が出てしまいます。

先ずはTriumph Bonnebille 120

レトロな形のオートバイが好きなのでこれが筆頭候補。乗った印象は排気量1200ccの割に扱い易く中型から乗り換えてもそんなに違和感なく乗れる感じでした。
ただ、パワーがあり過ぎて街中では2速を常用する感じが少し気になりましたが、一つ一つのパーツが丁寧に作られていて所有感をくすぐる感じです。価格が1.5百超えなのが一番の課題でもあります。

Triumph Street twin

Bonnebilleの900も乗ってみたかったけど試乗車がなかったので、同じエンジンスペックのStreet twin 900ccを比較のために試乗させていただいた。
パワーはこれくらいのほうが街乗りでも高速でも使い易いだろうと思った。買うならBonnebilleの900になるかなと思いながら、次の試乗のお店へ向かう。

KAWASAKI W800 Street

国産でこの手のレトロな感じの大型車だとW800シリーズ一択になる。
ハンドルが低いCafeとハンドルが高いStreetとノーマルの3車種がラインナップされているが、試乗車はStreetだった。
同じバーチカルツイン形式のエンジンだけど最近のTriumphは水冷、KAWASAKIは空冷。そのせいもあつてかエンジンの鼓動感はKAWASAKIに軍配が上がるが、環7でエンジンを回し気味に走るとグリップを伝わってくる振動が少し気になったので、高速道路で長時間走るときの影響はあるだろうと感じた。

ただ、もっと大きな問題としてシートの着座位置が自分の体型と絶対に合わない。シート形状がフラットではないので座る位置は強制的に決まってしまうが、その位置が前過ぎて身長が183cmの自分には絶対に合わなくて無理という感じ。
これは同じシリーズのW800ノーマルでもほぼ同じようなシート形状なので、シートを変えない限り残念ながらこのオートバイは乗れないと思った。
エンジンやパーツの作りやクラシカルな雰囲気はとてもよくて、なにより国産の安心感がこの上ないので残念である。

ということで買うとしたらTriumph Bonnebille 900がいいんじゃないかと判りました。

しかし、求めている高速移動の快適性ってどうなのだろう?
オートバイに乗ってみて良くわかったのは、走ること自体を楽しめること。海沿いとか高原の絶景ロードとか、信号の少ない田舎の道を走りながら観る長閑な風景とか、あまり急坂や急カーブではないワインディングロードとか、車は移動手段でしかないけどオートバイは走ること自体が楽しい。
でも単調な高速道路を長時間走るのは楽しくないし今は苦痛であり、移動の快適性が上がっても本来楽しむ領域ではない。
そこに100諭吉を投資することが良いことなのか意味がないことなのか、よくわからない。

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