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2020年 聴き惚れた10曲 国内編

2020年もあとわずか。
今年リリースされた曲で、印象的だったものを紹介します。
国内外それぞれ10曲ずつの計20曲を厳選。
アルバムで選出しようかとも思ったのですが、配信限定シングルを含んだりするので曲単体にしました。
別で進めている「おすすめバンド AtoZ」では残念ながら紹介しきれないものも、こちらで拾い上げています。

■国内編

1. a crowd of rebellion - 無罪者

11/11発売の4thアルバム”Zealot City”より先行公開された曲。
昨年、ボーカル2人が揃って喉の手術をすると知ったときは心配でしたが、EPを経てフルアルバムでの見事な復活。
曲を支えるスクリームとキャッチーなメロディで突き抜けるクリーンの対比が堪らない。

2. DIMLIM - What's Up ?

ここ最近のヴィジュアル系バンドの中では頭一つ抜けていた彼ら。
これまで見せつけてきた多彩なデスボイスもホイッスルも封印された、2ndアルバム”MISC.”
ここまで変貌を遂げるとは全く予想もしていませんでした。
今後もどんな曲をつくっていくのか、追うのが楽しみ。

3. FLOWER FLOWER - 夢

きっかけは”ばらの花 × ネイティブダンサー”というマッシュアップを年初に聴いたこと。
yuiが再び活動を再開しているのを知って、この曲へと辿り着きました。
透明感のある歌声がバンドサウンドと見事にマッチ。
サビのフレーズ、「いいでしょ?」が最高です。

4. King Gnu - Teenage Forever

紹介するまでもなく、2020年も右肩上がりの活動を見せていたKing Gnu。
個人的に好きになったきっかけは昨年のCOUNTDOWN JAPANでした。
”白日”のバンドという印象で観に行ったのですが、歌声も楽器隊も全てがかっこよくて一瞬で虜に。
好きな曲ばかりですが、思わず歌いたくなるこの曲を選出。

5. 眩暈SIREN - ジェンガ(音が孤独を覆うまで Ver.)

アニメのタイアップなど、知名度をじわじわと拡大しているバンド。
当初から、ライブ会場に行けないファンのために、インターネットライブ「音が孤独を覆うまで」を続けていました。
遂に今年、STUDIO LIVE versionとして配信が開始されました。
アコースティックアレンジされた楽曲は、まさに聴き惚れるという言葉がぴったり。

6. NOCTURNAL BLOODLUST - Life is Once

エクストリーム・メタルバンドの肩書きで、ヴィジュアル系シーンを超えた知名度を誇っていた彼ら。
2018年にギタリスト2名が脱退、代わりに加入したメンバーも数ヶ月で脱退、と落ち着きがなかったですが、今年やっと反撃の狼煙を上げました。
やや迷走感あった前作を払拭し、かつての向かうところ敵なしの轟音を再び聴かせてほしい。

7. Tempalay - 大東京万博

2/26に配信限定でリリース。
バンド名すら知らなかったのですが、たまたま流れてきたこの曲の恐ろしい中毒性に惹き込まれました。
不思議な世界観のMVも、これまたいい。
今年メジャー移籍し、12/9には第1段シングル”EDEN”が配信されています。

8. サイダーガール - 週刊少年ゾンビ

MVは昨年に先行公開されていますが、収録された3rdアルバム”SODA POP FANCLUB 3”は今年リリースということでギリOKとしました。
キャッチーなメロディとサビの可愛らしいダンス。
メンバーは顔を見せず、CIDER GIRLとして美少女をイメージキャラクターに据えるやり方にも、悔しいけどやられました。

9. -新天地開闢集団-ジグザク - きちゅねのよめいり

こういう突然変異的なバンドが出てくるのがヴィジュアル系の良さだと思っています。
祈祷師、陰陽師、大忍という3名のキャラ立ちと、ライブを禊と称する世界観。
ただイロモノという訳でなく、軽々とジャンルを飛び越えるバンドとしての力量に目が点になりました。
この曲以外も、騙されたと思って一通り聴いてほしい。
今年一番知れて良かったバンド。

10. ビッケブランカ - Shekebon!

思わず身体が動きだしてしまうリズムの良さと、口ずさんでしまうメロディと、まさにこれぞポップミュージック。
フェスのラインナップで、ちょこちょこ目にしていたのだけれど、今年ようやくちゃんと聴きました。
この曲と”Ca Va?”の2曲をエンドレスリピートで聴いていられます。

海外編に続く。

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