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2022年 聴き惚れた10曲 海外編

国内編に続いて、海外編です。

今年一番の変化はK-POPを聴くようになったこと。さらに音楽の幅が広がりました。
有名なK-POPグループは、紅白や地上波の音楽番組で聴けるので、あえて一曲ずつ取り上げることは控えました。(Kep1er、NiziU、LE SSERAFIMとか好き)

ここでは、よりニッチに、ディープに。
私の大元のバックグラウンドである、世界各国のバンド中心に選出してます。

これまで同様、ランキングではなく順不同です。

■海外編

1. ALESTORM - P.A.R.T.Y

スコットランド発パイレーツメタルバンドの7枚目のアルバム曲より。
パイレーツメタルって何よ?って思うだろけど、とにかく聴いてみて。聴けば納得。
コンセプトを守りつつ、いくつものキラーチューンを生み出し続ける。
このままブルーオーシャンを自由に帆走していってほしい。

2. Alexionfire - Sans Soleil

カナダのポストハードコアバンド。13年ぶりのフルアルバムより。
二人の対極的なボーカリストが特徴的なバンドだけど、今回はクリーンボーカルに寄って耳触りが良い印象。
緩やかなテンポで進行していく、寒い時期に聴きたくなる曲。

3. Lorna Shore - Sun//Eater

アメリカのデスコアバンド。
デスコアというジャンルへのフォローが薄かったとはいえ、こんなヤバいバンド知らずにいたのか、と一聴して衝撃を受けた。
バンド各々のスキルが尋常じゃなく高い。特にボーカルが化け物。
遡って聴いた過去曲To the Hellfireも、凄まじすぎて笑ってしまった。

4. Bloodywood - Aaj

インドのフォークメタルバンド。1stアルバムを2022年リリース。
笛の音から始まり、リズムや音階に練り込まれるインドの香り。
ラップパートもあって、ミスクチャーロック的な要素も強い。
今年のフジロックで来日していたらしい。ブッキング素晴らしいですね。

5. Rammstein - Angst

94年結成の大御所。ドイツのロックバンドといえば、彼らが一番の知名度でしょう。
ザクザクしたインダストリアルなサウンドとドイツ語の歌詞。他では得られない陶酔感。
Angstはドイツ語で不安という意味で、気味悪いMVにも注目。
アルバムの他の曲も悪趣味で変態的で好き。

6. Faun & Eluveitie - Gwydion

フォークメタルバンドであるFAUNとEluveitieの共作。前者がドイツ、後者がスイスのバンド。
Eluveitieからこの曲を知ったのだけど、彼らのアコースティックアルバムの楽曲に近い。
こういった民族音楽が取り込まれた曲は、昔から変わらず大好き。

7. Polyphia - Playing God

ボーカルなしのインスト曲が主体の、アメリカ発プログレッシブメタルバンド。
普段インストバンドはほとんど聞かないのだけれど、このバンドは別格。技術とセンスが高次元で組み合わさっている。
はねるようなギターのメロディーが主となって構成される楽曲は、どこかラテンの雰囲気も感じられて面白い。

8. Raon 라온 - クネクネ(Wiggle Wiggle)

アニソンなどのカバーをしている歌い手のかたが、2022年にメジャーデビュー。出自である韓国のK-POPと、ボカロ曲がミックスされたような曲調は、まさに流行の音。これは伸びないはずがない。
K-POPを聴くようになったことで、今回出会えたことに感謝。

9. Otyken - LEGEND

シベリア先住民の伝統音楽を、現代にアップデートした曲を届けるバンド。
世の中にはこんな音楽もあるのかと衝撃を受け、すぐさま虜になった。
声は楽器の一つなのだと思わされる。男声パートも効いてて良い。
衣装などのビジュアルも素敵。

10. While She Sleeps - EYE TO EYE

イギリスのメタルコアバンド。
これぞメタルコアという、思わず体が動いてしまう曲展開。
ファンがみっちりバンドを囲んでヘドバンしてるのをみると、コロナ前の世界が戻ってきていることを感じて嬉しい。
MVも映画レベルのクオリティで、主演のボーカルの演技も光る。※バイオレンス描写あり

もっぱらYouTubeでいろんな曲を漁るのだけど、これまで知らなかったアーティストがごろごろ出てくる。
来年も国やジャンルを超えた出会いを楽しんでいきたい。

(過去の海外編も置いておきます → 2021年2020年

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