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ラーニングジャーニー

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各地を出歩きつつ、学んだ(知識を得た)ことについて書いた記事をまとめてみます
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姫路城を歩き、モノゴトの評価の変わる面白さについて考える(2024/05/24 #56)

姫路城を歩き、モノゴトの評価の変わる面白さについて考える(2024/05/24 #56)

先月、姫路城に行く機会がありました。
今回は桜の時期の姫路城周辺を歩いた記録を残すとともに、役目を終えたものが将来多くの人を惹きつける存在になるという「モノゴトに対する評価が変わる」面白さについて書いてみます。

姫路城の成り立ちと現在

姫路城のHPによると、1333年にその地に砦が造られたことが始まり。1601年に池田輝政が始めた改築により、現在の姿に近いものとなったということで、江戸時代以来

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車窓の景色をキッカケに、鬼怒川温泉の課題について調べてみた(2024/5/12 #52)

車窓の景色をキッカケに、鬼怒川温泉の課題について調べてみた(2024/5/12 #52)

引き続き旅行(車窓)ネタです。

このGWは鬼怒川方面に向かったのですが、主な目的は「龍王峡ハイキング」「温泉(なぜか小学生の子どもも温泉好きなのでw)」「特急スペーシアに乗る(最新のスペーシアXは予約大変そうなので旧型の)」。

いずれの目的も達成し、家族で楽しい時間が過ごせました。

個人的には非常に良い時間が過ごせたのですが、龍王峡へ行く電車の車窓から廃墟となっているホテルも見え、子どもから

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車窓を眺めてたどり着いた「龍王峡」を歩く(2024/5/9 #51)

車窓を眺めてたどり着いた「龍王峡」を歩く(2024/5/9 #51)

前回は「子どもと鉄道の旅」について書いてみましたが、今日は直近の鉄道の旅で訪れた「龍王峡」を歩いた話を書きます。

前回はコチラ↓

龍王峡とは栃木県日光市にある峡谷で、流れが「龍のもがき苦しむような姿を思わせる」ことから、その名がつけられたそうです。
近隣の有名な観光地では鬼怒川温泉があります。

こちら龍王峡駅は、「野岩鉄道(やがんてつどう)」の駅。
野岩鉄道は1986年に開通ということで、ア

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一大観光地箱根と熱海に挟まれた「湯河原」を歩いてみた

一大観光地箱根と熱海に挟まれた「湯河原」を歩いてみた

神奈川県、湯河原(ゆがわら)町。

神奈川県の西端にあって、周りには有名な観光地である箱根、小田原市、静岡県熱海市などに囲まれている。

これまで伊豆などに観光へ行く際に通過するだけの町だったけど、先日泊まりに行く用事があり、初めて湯河原の町を歩いてみました。

湯河原・箱根・熱海をデータで比べてみる

歩いた場所の話を書く前に、神奈川県・静岡県、それぞれのホームページに自治体毎の観光客数のデータ

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NYタイムズが選んだ街、山口市をノープランで歩いてきた② (豊富な温泉と歴史スポットを楽しめる街)

NYタイムズが選んだ街、山口市をノープランで歩いてきた② (豊富な温泉と歴史スポットを楽しめる街)

前回に続いてNYタイムズが「2024年、いま行くべき34箇所」のうち第3位として選んだ山口市をノープランで歩いてきた件について書いてみます。

(前回はこちら↓)

この日、山口駅からスタートし、いくつかのスポットを巡り湯田温泉駅にたどり着くというコースだったのですが、この2駅の区間に歴史スポットが満載でした。

NYタイムズにも「「西の京」と呼ばれ、観光公害に悩まされることが少ない、コンパクトな

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NYタイムズが選んだ街、山口市をノープランで歩いてきた①

NYタイムズが選んだ街、山口市をノープランで歩いてきた①

先日山口県へ行く予定があり、せっかくなので少し足を伸ばして県内を散策することにしました。

前日の予定を終えた段階でノープラン。
「どこか日帰り温泉に入りたい」という頭はあったので、「日帰り温泉」を軸にプランニング。

本当は木下斉さんがVoicyでオススメしていた長門湯本も関心があったのですが、自宅(都内)に戻らないといけない時間を考慮し断念。

そこで白羽の矢を立てたのが「湯田温泉」でした。

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山手線の駅から徒歩すぐの森をあるく。

山手線の駅から徒歩すぐの森をあるく。

2023年GW。
散歩が好きな私は、連休の合間となる5月2日、都内のとある森(と書いてもタイトルから想像できてしまうかもですが)を歩いてきた。

カラッとした気候のなか、気持ち良い森のなかの散歩道。

適度に風も吹いており、森の中にある池には波が立っていた。

森の中には、東屋と整えられた庭なんかもあったりする。

こちらは、明治神宮御苑。タイトルにある通りJR山手線、原宿駅から徒歩すぐのところに

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【23年夏の子連れ旅】親も楽しく過ごす工夫と宮沢賢治について

【23年夏の子連れ旅】親も楽しく過ごす工夫と宮沢賢治について

ここ最近、旅行先を選ぶ際は、「子どもが楽しめそうな場所」というのを最優先にしています。
ではあるものの、せっかく行くので大人も楽しむ工夫をして旅に臨む、そういった話を書きたいと思います。

わが家の旅行先選択のポイント 今回は岩手県へ

旅行先を選ぶポイントは、最近だと以下のような感じです。

①子どもが飽きるので、旅先での長時間の移動は避けるべく、宿泊施設の近くで遊べる、もしくは宿泊施設内で遊べ

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