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ニューオリンズ〜デトロイトツアー7日目

現地時間9月4日早朝、昨日の興奮もそのままに帰る日がやってきました。
思えば1週間ほど、本当ならあんなことこんなこといっぱいしててあっという間と言う感じで過ごしていたのですが、今回もそんな感じであっという間だったのですけど、とても濃い生活をしたなと思いました。
1日1日の経験が、いつもと違って思いっきり大きなものであり、今でも(10月頭ですけど)いまだに整理がつかない状況です。
楽しかったし、勉強になったし、厳しいと言う環境でもあったし、いろんなことが1週間でいっぱいありました。
僕に5G以上の通信速度と、スーパーコンピューター以上の頭脳があればあっという間に処理できるのでしょうけど、いまだに処理できません。
でも、この1週間の事は忘れるわけもない1分1秒単位で全部思い出すことができます。
大変濃い旅でした。

photo by Kumiko Hirama
photo by Kumiko Hirama
photo by Kumiko Hirama

あと帰るだけですが、みんなと一緒にいれる時間がどんどん少なくなるのもすごく寂しかったです。
デトロイト空港について、少し時間があるのでいろんなところを散策しました。
デトロイト空港は、空港内に大きな電車がありそのモノレールが常時自動運転しています。
僕がデトロイトでライブをしたときの25年前にもありましたが、とてもきれいな電車になっていました。

歩くと結構きついですがこの電車を使うとなかなかのスピードで端にまで行くことができます。
しかし、ゴリさんと一番端まで乗って歩いて帰ってきました。
お土産を買うためです。
なかなかなかったですけどね。
デトロイト的なアメリカ的なお土産を探すのに必死でしたが、とにかくこの空港はすごく広く屋根が高くきれいな空間でした。
こういうところでライブができたらすごく気持ちが良いだろうなと思いました。

由佳さんのFacebookですが、こんな感じでした!

帰りの飛行機はやはり寒く、パーカーを着ていて良かったなと思いますがそれ以上に乗客の数が半分ぐらいと言うことでいきなり席替えが可能でした。 
行きよりもとても楽に空の旅を楽しめたのですけども、ゴリさんがとにかく足の運動ストレッチをしたいと言うことで動いて飛行機内を散歩したりしました。
帰りは偏西風の影響で向かい風になり、行きよりも少し長い13時間半と言う飛行時間になります。
そしてここで寝ておかなければ時差ぼけは思いっきり残ってしまいます。
しかし、テンションが上がっているのもあるのですが高槻ジャズストリート実行委員会の北川潤一郎と思いっきりお話ししました。
途中ゴリさんも参加しオーガニックの話や地球の環境の話し合いになりましたが、基本は関西に帰って凱旋ライブしたいねと言う話でした。
思いっきり話が進んでいる、自分の中ではまだまだこの1週間の処理もできていないのに、潤さんの中ではもう次のビジョンが見えているのです。
頭の回転の速さが凄いなと思いました。
そしてこういう人だから高槻ジャズストリートは続けてくれているんだということも改めて実感したんです。
いつもは、バーでお酒を飲みながらの話ですが、飛行機内でお酒もほどほどに素面で膝付き合わせてしゃべったのは本当に久しぶりでした。
羽田で乗り換えて伊丹に帰ってきたのは日本時間の19時、終わったんだなぁとしみじみしていました。

由佳さんのFacebookですが、こんな感じで伊丹空港に着きました。



今回のツアーで、本当に多くの皆さんにお世話になりました。
改改めてここでお礼を申し上げたいと思います。

今回KHAMSINを選んでくれた、というか僕を選んでくれた高槻ジャズストリートの北川潤一郎殿。
高槻BIRDのこけら落としでライブした時からのお付き合い。
そしてジャズストリートをやると言うことで、何かお手伝いできることがあればと言うことで1回目に出演したのがKHAMSINです。
今までいろいろなイベントや企画に参加させてもらえました。
そしてその時に出会ったお客さんやスタッフさんと交流が持つことができました。
すべて北川潤一郎殿のおかげです。
何かを言うわけでもなく何か指図をするわけでもなく、ただ僕らのことを考えてくれて今までやってきてくださった人物です。
一番お世話になり、そしてこれからもずっとお世話になるであろう方です。
もし、北川潤一郎殿がいなければこのツアーもなかったし、今回の趣旨であるデトロイトジャズフェスティバルとの友好関係等もなかったと思います。
今の音楽やスタイルをよく理解していて、アメリカでは生半可な音楽では受けないと言うことも理解していて、その上で僕ならできると信頼してくれました。

同行してくれた、FM COCOLOのDJクリスにもいろいろお世話になりました。
クリスには、通訳やらで本当にお世話になりました。
本番前日の生放送の番組でのホストとの喋りや、ライブの前後で出てきてしゃべっていただいた事はとてもありがたかったです。

そしてもう1人、JK's BARDの太田大地くん。
ゴリさんの荷物を手伝ってくれたり、演奏中のいろいろな他のことをやっていただいたり、旅先でのトラブルやサポートなどして頂きました。
高槻ジャズストリート実行委員会のチェアマンとして、とても勉強していたのも覚えています。
デトロイトで乗ったカートは、潤さんと一緒にこんなんあったらいいなぁとしゃべっていましたね。
とても支えになりましたありがとうございます。

今回のツアーに同行していませんが、ツアーが始まる前の準備としていろいろな申請書、ネットでの申請などいろいろなことをやっていただいた、中嶋由紀子さん。
出発前の申請などいろいろしていただきましてありがとうございました。
中島さんには、いつも高槻ジャズストリートの時でもお世話になっている影の大黒柱です。

デトロイトジャズフェスティバルに話をつなげてくれたのは、今回の写真をいろいろ撮っていただいた、常盤武彦さんです。
あんまり聞いたこともない僕たちの音楽を信じてデトロイトジャズフェスティバルに話を持っていってくれたことに対して心から感謝いたします。

そして、ニューオーリンズからずっとアシスタントでカメラを持って撮ってくださった平間久美子さん。
前の記事にも書きましたが、今日初めて会ったとは思えない位いい感じで入ってこられて、最初からリラックスムードでおしゃべりすることができました。
また常盤さんのサポートとかで動いているにもかかわらず、僕たちのことも気にしていただき、いろいろなことを教えてくださいましたありがとうございます。
デトロイトにチェックインして、アーティストチェックインした後にもらったブレスレットをいきなりつけてしまって、取れなくなった時も一生懸命布を切っていただきました!(人の話聞かんと動いてすいません!)

そしてもう1人、デトロイトジャズフェスティバルに来ていたカメラマンの神野ひでおさん。
いろいろな情報もいただき、とても助かりました!
ありがとうございます。
デトロイトジャズフェスティバルのプレスのIDを持っていろいろなところを回ってアーティストの写真を撮っておられました。
その中にKHAMSINを入れてくださりとても嬉しく思います。
東京でライブができるようにがんばります!

ニューオーリンズでは、この人には頭が上がりませんでした。
Z2こと辻佳孝には本当にお世話なりました。
1日目から、一般のツアーガイドにはない地元民ならではの場所に連れて行ってくれてありがとうございます。
そして僕の忘れかけていたものを掘り起こしてくれた多くのライブに誘ってくれてありがとう!
今も思うのですが、デトロイトジャズの演奏がうまいこと言ったのは、このニューオリンズでのセッションやライブが経験できたからだと思っています。
ギターの山岸さんにも会えて、急にニューオーリンズが大阪になったような感じがしました(笑)
しかしこの山岸さんにあわしてくれたらも辻くんのおかげです。
デトロイトを立つとき最後に声をかけてくれた「これで終わると思うなよ!!」は、ずっと頭に残っています。

Kermit's Tremé Mother-in-Law Loungeのオーナー、カーミット・ラフィンズにも大変お世話になりました。
音楽が技術の上ではなく、人間の心がどうなのかと言うところで演奏することをもう一度再認識させてくれた方です。
彼がひと吹きすれば、白飯3杯食べれます。
彼が一言歌えば、白飯3杯食べれます。
彼が1曲吹き終われば、僕はとても幸せな気持ちでこんな気持ちになれるように僕も吹けれたらなとすごく思いました。
そして、僕たちの演奏を受け入れてくれて、いろんなことを教えてくださいました。
時間の都合でそんなに長居はできませんでしたが、でも一秒一秒すごく楽しい時間でした。

3日目、ニューオーリンズにある学校「NOCCA」の学生の皆さん。
彼らとのセッションは、本当に楽しかった。
最初はなんやこいつって言う顔されましたが(笑)
最後にはみんなと笑顔で写真を撮ることができまたセッションでも楽しく演奏することができました。
彼らの目は、本当に輝いていた。
先生に無理矢理やらされているわけでもなく、彼らが彼らなりに今の自分が表現するためにやっている演奏に対してとても自信を持って演奏していた事は、僕も見習わなければいけないなと思いました。


4日目デトロイトの深夜のセッションで一緒にやった14歳から16歳位の学生さんのプレーヤ。
えげつないテクニシャンでした。
そのくせおごらない、みんなでニコニコして演奏している姿にすばらしいアーティストだなと思いました。
そして、僕らがホストでファームルーツと言う曲を演奏していましたがその時の一緒にやってくれたドラマーが後で挨拶に来て下さいました。
すごく良かったと褒めていただいた。
とても楽しいセッションでした。

本当に多くの皆さんに助けられて今回のツアーが遂行できたことに心から感謝しています。
これだけで終わらないよう、年末に向けてまた来年に向けてどんどんどんどんいろいろやっていきたいと思っています。
願わくば、また来年にも呼んでもらいたいですが。
それも大事ですが高槻ジャズストリートとデトロイトジャズフェスティバルがこれから先も仲良くしていただき、日本アメリカのミュージシャンの交流ができればとても幸せです。
その突破口になったのなら僕は嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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