和田周晋 Muku

1989年 長野県出身 不登校、引きこもりを経験し、現在は手作り、農的な暮らしを営みな…

和田周晋 Muku

1989年 長野県出身 不登校、引きこもりを経験し、現在は手作り、農的な暮らしを営みながら、空き家だった古民家を改装し地域の交流拠点とするべく、カフェ、宿、ギャラリー、たまりば(フリースペース・スクール)、こども食堂などをやっています。

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学校に行かないという選択肢 〜僕の不登校20年〜 vol.2

学校に行けなくなって真っ先に思ったのは 「この先どうなるんだろう?もう生きて行けないかもしれない」 ということでした。 そして、学校に行けない罪悪感と劣等感に苛まれて引きこもりになり、ただただ苦しく、辛い気持ちで毎日を過ごしていました。 今、思い起こせば、それは当然です。 教員一家に生まれた僕の中にはこれっぽっちも 「学校に行かないという選択肢」は存在していなかったのです。 ある日僕は両親が仕事に出かけたあとにそっと部屋を出ると、父のしまってあったノートパソコンをこっそ

    • 僕は不登校で引きこもりだった 〜僕の不登校20年〜 vol.1

      高校教諭の父、小学校教諭の母、親戚にも教員や校長先生だらけの教員一家に生まれた僕は、中学2年生の2学期に学校に行けなくなりました。 その始まりは頭痛、腹痛、発熱、めまい、吐き気、虚脱感などの体調不良でした。 夏休み明けから徐々に学校を休むようになり、あっという間に完全な不登校になりました。 朝、どんなに体調が悪くても、学校を休めることになると、自然と体が軽くなりました。 しかし、それと反対に心は重く、学校に行けない自分に対する罪悪感と劣等感から引きこもるようになりました。

    学校に行かないという選択肢 〜僕の不登校20年〜 vol.2

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    • 僕の不登校20年
      2本