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結局、お天道様には敵わない

「A Farmer's Diary」を更新しました。

昨日今日とトマムは生憎の雨でした。
話題自体は"雨"ですが、動画は今年の7月のよく晴れた夕暮れにさしかかる時間に撮影した、お気に入りだけど、使うタイミングを逃しお蔵入りしていた動画です。

「どんなに頑張っても、自分では変えられない事は沢山あるし、そういう事には身を任せる他ない。(…けど、分かっちゃいるけど難しい笑)」

そんな気分で書きました。
是非、「A Farmer's Diary」もご覧ください。

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子供の時分は、
「明日は遠足だから晴れて欲しい!!」
とか
「ラグビーの試合だから、(ノッコンしないよう)雨は絶対降りませんように!」
とか、
主に"晴れて欲しい"を祈る機会が多かった気がします。

社会人になって都会暮らしの中では、雨の中でも道を選べば傘もほぼいらないし、休日も娯楽が多いので楽しみ方はなんでもあるし、何より一日の95%以上は屋内にいるし、で「晴=ちょっと嬉しい」「雨=ちょっと嫌」くらいのものでした。

北海道に移住して今の仕事をしていると、土を起こし種を撒いた後は、祈る様に雨を待ちますし、牧草を収穫して牧草ロールにする時は"作業が終わるまで晴れて!!"と願います。

牧草収穫作業中の打ち合わせとカメラ目線のココ


酷暑で牛達がへばってくると、夕立ちでも来ないかなと期待します。

冬は冬でスキー場に雪が少ないと"もっと降ってくれ"、朝自宅のドアが開かないくらい雪が降ると"もう止んでくれ"、と思います。

寒い中生まれていた子牛。冷えない様に藁を被せてソリで牛舎まで移動。


自然相手の商売をして、その付近で暮らしているとどうしても天気への注文が多くなりますが、お天道様(おてんとさま)には敵わない事を身に染みて実感します。

旅先での雨は残念ですが、立場がかわると"めぐみの雨"の側面もあります。

私は旅するお客様をお迎えする一面と、ファーマーの一面があるので、雨の日は複雑です。
私に限らずトマムのスタッフみんなで、雨の日でも楽しめるプログラムは出来ないだろうか、とよく頭を悩ませています。

雨の日にこんな事やりたい、があれば是非教えて欲しいです。

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最後まで読んでいただきありがとうございました!
「ファーム星野」は星野リゾート トマム内で展開しております。
是非、現地に遊びに来ていただきたいです。


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