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【自己紹介】星野リゾートのマーケター、夢を叶えて(社命で?)北の大地で牛を飼う
はじめまして。
宮武宏臣(みやたけひろおみ)と申します。
北海道の星野リゾートトマムで「ファーム星野」という農業プロジェクトのプロジェクトリーダーを務めております。
簡単にこれまでの経歴や現在に至る背景を紹介します。
生まれは大阪で、年齢は40代中盤になります。
大学は自然溢れる環境に憧れ、長野県にある信州大学へ。
農学部で農業土木を専攻、ラグビー部に所属し、ラーメン屋でのバイトにと、バランス
牛を飼う中で思い知った、当たり前だけで忘れちゃってる母に関する4つの事
1,みんなお母さんから生まれてきたこと
2,哺乳類は、産まれてはじめて口にするものはお母さんの乳であること
3.お母さんは命懸けで子を産むこと
4,お母さんは偉大である、という事
ちょっと遅くなっちゃうけど、今年は何を贈ろうか…..
星野リゾートのマーケター牧場を作る④牧場らしさを作る
③の続きです。
つい先日まで「ゴルフ場」であった土地を「ファームエリア」として、お客様を迎える事が決まっている中、OPENまでの数日間で何が出来るかを考えます。
という事で、急ピッチで進めていきます。
目指すは、本格的な酪農業を軸とした6次産業化ですが、酪農はある程度の設備が必要になります。(乳牛、牛舎、搾乳施設。6次産業化には乳処理施設、乳製品製造施設、エリア内配送手段etc)
が、この時点
星野リゾートのマーケター牧場を作る③"リゾート再生"のスキームを踏襲する
②の続きですが話は多少前後します。
2017年の4月に北海道トマムに赴任し、前年までゴルフ場として運営していた100haもの土地を「ファームエリア」として牛が暮らし、生産活動が行われ、訪れるゲストが楽しめる土地にする、という命題を与えられました。
もちろん一人では実現できないので、前章では「海野さん」との出会いを紹介しました。
その前には星野リゾート・トマムエリア内外のアクティビティープログ
【祝】星野リゾートの人々、110人に選ばれました!!笑
全国(一部海外施設含む)の星野リゾートで働くスタッフの紹介を行うリクルートサイトで私のエピソードが紹介されております!
恐らく「こういう変わった仕事もあるよ」部門で選出されたのだと思います。どんな基準であれ、お声が掛かるのは嬉しいものです。
今現在、星野リゾートグループ施設全体で何人くらいの人が働いているのか想像もつかないのですが、私の入社当時(2002年)は軽井沢の事業所と、グループに加わった
無事仔牛が生まれてほっとした話~A Farmer's Diary Plus~
少し前になりますが3/1に無事仔牛が生まれました。
星野リゾート トマムの公式HP内の「A Farmer’s Diary」でも、出産の事、生後2日でおべべを身に着けしゃんとした仔牛の写真も掲載しております。
ぜひ、そちらもご覧ください。
このnoteでは「A Farmer’s Diary」では書ききれない当日の状況やファーム星野の冬事情などを綴ろうかと思います。
3/1は私は富良野市(トマムか
星野リゾートのマーケター牧場を作る②"同志"との出会い
星野リゾートのマーケター牧場を作る①からの続編になります。
2017年4月12日に東京から北海道トマムにした私は、雪解け混じりの旧ゴルフ場を2週間後には「ファームエリア」という名称のエリアとしてスタートさせなくてはいけない直近の課題に直面していました。
直近の課題の為に、すぐに「アクティビティーチーム」と合流し行動を共にするのですが、このタイミングで星野リゾート トマム"ファーム事業"のもう一
星野リゾートのマーケター牧場を作る①まずは事業の背景を知る
2017年4月に晴れて東京から北海道トマムに移住し、ファーマーに転身する事になりました。
それまでの経緯は【自己紹介】の投稿が詳しいので是非まだの方はご覧ください。
2017年春、買ったばかりのマンションを引き払い、真新しいスタッドレスタイヤに履き替えたマイカーに家族4人で乗り込み、大洗港からフェリーにて北の大地へ。
長女がちょうど小学校入学のタイミングだったので、土地に慣れる為にも少し早めの3
犬と「界ポロト」で癒されてきた話
■現実からのエスケープ
前回記事で秋に少しこじらせた事は触れました。
なんとかかんとかグリーンシーズンを駆け抜けて、雪が降る前に片づけなければならない外仕事をひーひーいいながら終わらせた11月頭に「夏頑張ったね、ご褒美旅」として"界ポロト"に行っておりました。
仕事を終わらせ駆け込むように突入したプチ旅行なので、詳細は妻と長女任せの旅です。
私、星野リゾートに勤めて20年。
大きい声では言え