親子観賞前提の上映作品と劇場環境

「 映画しまじろう ミラクルじまの なないろカーネーション」
を観賞ました。なんと、本作は親子観賞前提で、しかもお子様は就学前児童を対象としての作品に特化して、上映環境も合わせ込まれてました。まず、劇場が暗くなりません。上映中も天井灯が一部ついたままです。作品も、キャラクターから観賞している子ども達へ声がけする形式で、応援や声援を促します。そして、一緒に踊ろうといったところもあります。声出し応援踊りOKの暗くならない劇場作品なのです。そして、途中で6分の休憩タイムが入ります。上映時間74分の作品の途中に休憩が入るのは小さなお子様のトイレタイムでもあるのでしょう。そして、エンディングロールの後には、記念撮影タイムが4分間、登場キャラクターたちが、画面に勢揃いしていて、それを背景に子供たちの記念撮影が出来る時間が用意されてました。
さて、作品は、しまじろうたちが、なないろカーネーションを探して、最後にお母さんたちにプレゼントするお話、感謝することの大切さを学ぶ教材映画となってました。
最近のシネコンは、赤ちゃん連れ親子観賞上映なども行ってますが、アニメーション作品として、就学前児童の親子観賞を前提としたコンテンツを製作し、劇場公開していて、しかも、上映環境も、子供たちに合わせた保育園や幼稚園の環境と同じ振る舞いが許される条件を見越したものとして、作品を提供しているのは、素晴らしいと思いました。海外でも、この様な映画上映はあるのかなっと思ったりもしましたね。

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