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参政党・松田代表の辞任について

参政党の松田学代表は、党運営における意見の相違から事務局長兼副代表の神谷宗幣氏に参政党代表の地位を明け渡すことになった。私は参政党のメルマガ会員(サポーター)であり正式な参政党員ではないが、反グローバリズムを掲げる参政党という新しい政党に強く期待を寄せている者の一人として今回の松田氏の代表辞任は青天の霹靂であり衝撃を受けている。松田氏が代表を降りることになったとはいえ、松田氏に代わり得る人材がそう簡単に見つかるとはとても思えない。たとえ参政党の一党員となっても松田氏には同党の党勢拡大に今後とも尽力してほしい。

さらにいつも底抜けに明るいキャラで私たちの心を和ませてくれていた赤尾由美氏が参政党のアドバイザーを辞任するのみならず次期衆院選東京ブロックの比例公認取消まで決まったという。党員と言えどもそれぞれ一個の独立した人格なのだから意見や見解の相違があるのは当然ではないか。どうして「小異を捨てて大同につく」ことができなかったのだろう。返す返す残念だ。

神谷氏に対してはその政治手腕や党運営能力を高く評価している。とはいえ同氏がいかにタフガイで類稀な能力があるからといって国会議員と事務局長と代表を兼任することはさすがにキャパを超えている。神谷氏が経済・財政に精通した松田氏に代表辞任を迫ったのであれば、同氏に代わり得るくらい有能な人材を一日も早く発掘してほしい。

参政党の内紛で武田邦彦氏の動向を心配する声も少なくなかったが、武田氏は今後も同党のアドバイザーを続けるとのことなのでホッとしている。武田氏の日頃の主張には「なるほど」と同意できる点が少なくない(首を傾げざるを得ない点も時々あるが…)。それになんといっても武田氏を知らない人はいないのではないかと思えるくらい知名度の高い科学者だ。武田氏には今後とも引き続き参政党の党勢拡大に力を貸してほしい。

以上のように私が参政党を支持しているのは事実だが、同党の主張のすべてに賛同しているわけではもちろんない。とはいえ「”遺伝子ワクチン”接種に対する姿勢」「”バイデン政権”に対する姿勢」「”ウクライナ戦争”に対する姿勢」「”安倍元首相暗殺”に対する見解」等々で現在のところ参政党に代わり得る政党はないと確信している。

残念ながら最近は「陰謀論の政党」だと呼ばれることを恐れてか、政治的タブーに挑戦する参政党らしい言動が心なしか控えめになってきているように感じる。世論を気にするあまり本来の主張を控えるのであれば現在の体たらくな自民党や他の野党との差別化ができなくなってしまう。「陰謀論の政党」「カルト政党」などといったグローバリスト側の声に怯むことなく現実に存在する数々の陰謀の実態を暴いてほしいと切に願っている。

ちなみに、まもなく”百田新党”が誕生するらしいが百田尚樹氏も有本香氏も御多分に洩れず「親ウクライナ、反ロシア」の立場を鮮明にしている。”ウクライナ戦争”の背後にいる存在に全く気づいていないということなのだろうか。どうにも合点がいかない。この点では私と全く意見が合わないが、それでも百田氏は著名なベストセラー作家であり、有本氏も有能なジャーナリストなので”百田新党”の今後の行方を期待を込めて見守りたい。

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