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300日後に校務分掌ICT主任を引き継がせたいアラフィフおじさんの引き継ぎ書の下書き 12 調査

学校の地味な仕事で意外に多いのが、「調査」。
教育委員会から、いついつまでに調べて提出してって、突如ぶっこまれる。
ICTだけではないが、忙しい時に限って、ぶっこまれる仕事である。(議会関係で急ぎ、なんてこと、あるあるのひとつ)

ICT関係の調査はおおむね3種類。

一つ目は端末、各種デバイスやライセンス、システムの調査。何を何個持っているのかとか、いつ買ったのだとか、どこに置いてあるとか、いくつ足らないとか。前述した物品の管理がちゃんとできていれば、それほど困らないで答えることはできる。
まあ、管理しとけって話。
ただ、面倒なのは、どの予算で買ったのかとかリースなのかとか、その区分け情報まで必要となると、事務と確認しながら行うことも。

次に、活用の状況調査。ちゃんと使っているのか、ということ。何に使っているのかとか、何回使ったのかとか、それでどうだったのかとか。
ちゃんと使っとけって話。
買ったはいいが、整備したはいいが、使ってない、しまったまんまなんてことが、あるとかないとか。
ちゃんと使っているなら、堂々と、これこれ使っています!と言えるので、問題は無いことだが。

そして、ルールだとかモラル関係は大丈夫なのかという調査。たいてい、なんかのトラブルがあった時に、お前さんの学校、ちゃんとルール作ってるよな?遵守させてるよな?という確認。基本的には問題ないことだが、たまに、なあなあになっちゃってるんじゃない?それ考えてなかったというか関係ないと思ってたかな?みたいなこともある。この際引き締めとけって話。

毎年、年度末くらいには、文科省からの学校の情報化調査があって、上記3つに関連する調査項目をダーッと回答する仕事あり。
職員には、指導力の調査もあるので、アンケートフォームを使って情報を集めるが、なかなか回答を集めるのに手間暇かかるので、締め切りまでのマージンをかなりとっておくべし。
今はアンケートフォームが簡単に作れるようになったし、集計は手間がかからなくなったのはありがたい。一昔前までは、紙で回答を集めて、数えて、Excelに入力、なんてことしてたしな。

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