見出し画像

そこには想像していた世界と、想像していない世界があった。

昨日、南インド "Auroville(オーロヴィル)" に到着して、今日はただただ歩こうと決めた日だ。
※オーロヴィルについてはほぼ書いてません。興味ある人は調べてみてください、この表紙になってる場所です。

深夜便の乗り継ぎだったので、いい睡眠がとれていなかったのもあり、23時前には寝ていた。
予想していた朝だった。
光が各窓から差し込み、美しい鳥たちの鳴き声が聴こえてくる、朝ごはんもいかにもカラダに良さそうなものばかりだ。

部屋の目の前にある大好きなった木

朝少し仕事をしてから、歩く準備をした。
そういえば昨日、サングラスが壊れた。いつもだったら歩く時には基本するが、直接あなたの目で自然を感じろと言われているのか、タイミング良く愛用して10年ぐらい使っていた亡き祖母に買ってもらったものが壊れたのだ。

歩き始めてから、自然と何回も足が止まる。つい見上げたくなる、触れたくなる、美しい木たちが溢れているからだ。
ある一本の緑が濃い、そこまでは大きくはないがひときは輝いている木と対話をして、そこに座って瞑想をした。また帰る前に会いにくるねと伝え、再び歩き出した。

広大な敷地にポツンと一本

ここで今、とても美味しそうなピザがやってきたから、書くのをやめて食べることに集中しようと思う。

あーとても美味しかった!ここら辺では少し高めの700円ぐらいだったが、とても人気のお店らしい。
行きたいお店が乱立しているエリアだから、とりあえず歩いて1分のこれまたBreakfastで大人気のカフェに来た。
コーヒーだけと思ったが美味しそうなパンを見て欲望に負けてつい買ってしまった。これはNeedじゃなくてWantだと、まだまだ修行が足りないなと、心の中で呟きながら。

ここのエリアではバイクの免許がなくても乗れてしまう。みんなノーヘルだし、3人乗りしてるし、自由だ。
とりあえず2時間ぐらい歩いたが、ここは中・長期で滞在するならバイクがないと不便だ、チャリでも良いかも。
まだ人にあまり会えてないけど、結構お年を取られている方が多い気がする、平均年齢も高い。おじいちゃんおばあちゃんが2人でバイクに乗っているの姿が、とても微笑ましい。
あの人たちは、どうしてここに住んでいるのだろうか?

そういえば昨日、宿で会ったインド人は、4日間家族旅行でオーロヴィルに来たと言っていた。両親のためにキッチンでご飯を作りながら,,,
家族で過ごしたり、各自イベントに参加したり、自由にしているらしい。
僕も家族ができたら、こういう旅行も悪くないなーと聴きながら感じていた。
そんな話をしていたらMeditationのお薦めのコースを教えてくれた。探さなくてもこうやって自然と導かれていくのか。
心配性の僕は、ゲストハウスのオーナーさんにどうやってMeditationとかYogaのクラス探すんですか?と色々聞いていた。
オーナーさんは、色々な人が教えてくれたり偶然出会ったりするから大丈夫だよと言ってくれたのを思い出した。

ゲストハウスの共同キッチン

そういえばさっき購入した「オーロヴィル」という、2013年に筆者がオーロヴィルに来た時の体験記を読んでいたが、びっくりしたことに同じような道のりを辿っていた。
(チェンナイからオーロヴィルに向かう途中に休憩したレストラン)
タクシーの運ちゃんたちはここに立ち寄るのが10年前からのしきたなのだろうかと思いながら、これから始まるオーロヴィルでの時間にワクワクしながら、日記に追記した。

今回全ての長旅で僕の運ちゃんをしてくれたMathi 沢山ありがとう

さぁ、時差があるから夜のMTGがもうすぐ始まる。
とりあえず宿に帰ろう。

-----------------------------------
2023/1/10 12:35 オーロヴィル
美味しいピザ屋さんTanto・朝食が人気のcafe Bread & Chocolate にて

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?