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忙しい中学生のピアノとの向き合い方


福岡県宇美町のひらやまピアノ教室
講師の平山友里です。


ホームページ上の記事やブログとは別の視点で綴るnote。

5月ですが、今年初noteです。

教室では先月発表会を終え、今月から新年度新たな一年がスタートしました。

お引越しでお別れした生徒がいましたので寂しい気持ちでいましたが、新しい生徒を迎え、また、今回は大幅に枠の組み換えを行いましたので新しいスケジュールでのレッスンを新鮮な気持ちで迎えております。


プライベートな話をすると、上の子が中学生になりました。

小学生の頃とは生活スタイルがガラリと変化。

部活動が平日4日、部活が休みの残りの平日は習い事、土日は試合や練習。


ピアノの練習をゆっくりできていた小学生時代とは一変し時間が取れなくなりました。

ただ、我が子含めうちの教室の中学生の生徒達はピアノを続ける選択をし、通ってくれています。


両立できるか不安で相談されたこともあります。

が、来てくれています^^


中学生からはピアノとの向き合い方が変化して良いのです。


ひらやまピアノ教室


ピアノを心から楽しんで弾ける時期はいつだと思いますか?

実は、本当の意味で楽しめるのは中学生以降なんです。 


もちろん、小さな生徒も、小学生もレッスンは楽しい!と言ってくれます。 


ただ、お家での練習は大変だと思うことの方が多いですよね。 


小さい時の習慣、積み重ねで、ピアノの土台(基礎)を高学年までに身につけると、ある程度は弾けるようになります。

これぐらい弾けたらもう満足!

保護者も、発表会でこんな難しい曲が弾けるのだから!!

と思って卒業した後に待っているのは

残念ながら将来ピアノが弾ける生活ではありません。


「これぐらい」や「こんなに」は
基礎力が整った状態になっただけで


その基礎力を活かして楽しむのが

中学生以降だと私は思っています。

現に昔習っていて小学生で卒業された保護者の方に聞くと、

「もうほとんど弾けません!」

答えが返ってくることが多いです。


この記事を読んでる方の中には、

私のことだ!
我が子のことだ!

と思う方もいるかもしれませんね。

我が子の場合はその忙しい毎日でどのようにピアノと向き合っているかといいますと、小学生の頃とは違い練習メニューが変わりました。  


以前は
♤ テクニック→ツェルニー→教本を数曲こなし→昔の曲をおさらい

といった感じで、進めること、曲をこなすことに重点を置いてました。


現在は
♤テクニック(ハノン一択)→取り組みたい曲1曲(今はポピュラーに挑戦中)→昔の曲を遊び弾き 

といった感じで、曲をこなす進める、というより、

「楽しむ」ことに重点を置いています。


部活から帰宅後に宿題とピアノをセットで行っています。

これは小学生時代と同じルーティーンです。

練習時間は圧倒的に短くなりましたが 


それで良いと思っています。
その道に進むのではなく「楽しむ」ことを
目指しているからです。


私の教室が目指しているところはそこなのです。


音楽が友となり、癒しになり、ストレス発散になり、ピアノが自分に寄り添ってくれる存在になってくれたらいいなと思っています。


実際に、我が子も弾いた後に

あ〜スッキリした!

やっぱピアノ楽しい^^と

中学生になってからの方がそういうことを口にするようになりました。


基礎力が身についたのに、ショパンもドビュッシーも経験せずに弾けなくなってしまうのは非常に勿体ないです。


好きな曲があった時に楽譜を見ながらさらっと弾けるようになりたいものですよね。


短い時間でも少しでも継続していく事、そこから本当の意味で


ピアノが趣味や特技になるのだと思っています。


芸事というのは継続ありき。


そういうものだと思っています。

中学生からは月2回のコースも選択可能で
(枠は限られますが)

無理なく、楽しいピアノライフが送れるお手伝いをさせていただきます。


心が癒され豊かになることを目指し

生徒一人一人の笑顔を大切にこれからも寄り添うということを日々考えてレッスンを行ってまいります♪



今回も長文読んでいただきありがとうございました!

また次回は少し先になると思いますが・・・笑



更新お楽しみに🎵


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