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【ご近所ミステリーハンター#2】王龍寺

2024年辰年だから、という訳ではありませんが、近くて遠い奈良市の王龍寺さんへ初めてご挨拶してきました。直線距離だったらそんなに、遠くないはず。でもぐるりと巻きつけた一本道しか通じていない山の中にすっぽり埋まっているような立地で、公共交通機関を乗り継ぐと地図を見ただけではピンとこないほど時間も体力も持っていかれそうで、夫の休みを待ち構えてました!

「お寺巡りしたいって言ってたよね?」「え?お寺じゃなくてお城が好きなんだけど…」なんて話しながら車で家から15分ほど。それでもこんなふうにまわり込むしかないのないのかと訝りながら、無事到着です。

わたしはお寺や歴史データが好き、というより、喧騒から切り離されたその空間と太古から流れ込んでいるかのような時の流れを味わいたくて足を運んでいるので、由来など詳しくは、こちらの王龍寺さんのホームページを参考になさってください☆


山門

実は本堂近くの上の方の駐車場に車を停めたので、本堂にお参りしてから石段を降りて、再びこちらの山門をくぐって石段を上がりました。ふとカンフーパンダの映画を思い出しました。なんだかこんな門構えだったのではないかな?



カンフーパンダに続いて、オーバーラップするのは映画もののけ姫。苔むす石段を登り切ると、本堂です。

本堂


こちらには大黒様。「はじめまして、どうぞよろしくお願いします」と手を合わせたら、構造物に木の実がいくつか落ちてきてカランカラン〜と鳴りました。お返事いただいたみたいでちょっと嬉しくなりました。




そして個人的に惹きつけられたのが↓

小さな祠

「小祠と十三重石塔があり、そばには多数の石造物を生み出し奈良市の近代に名を残したユニークな人物として知られる「吉村長慶」氏ゆかりの石造物も見られる」と解説しておられる文章を見つけました。


その石像物というのがこちら?宇宙って刻まれてる…

この祠で手を合わせた時に地面にぐいーっと引き込まれるような感覚がありました!(°▽°)!

この祠に限らず、王龍寺さん、ほんとにちょっと外の世界と時間の流れ方が違っていて、ずっと居たくなるようなずっと居てはいけないような空気感がありましたよ。



苔と樹々に囲まれた摩訶不思議なひととき、
どうもありがとうございます。

お付き合いありがとうございました。


[今後の訪問先候補を忘れないように自分へ伝言]
・ニギハヤヒの墓
・アメノオシホミミ石碑
・石切さん上の宮
・枚岡神社

つづく…


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