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高度2700m 自転車旅雪辱戦計画 支援求む


今回の旅もいつものように
「それでは労働者しょくーん!さらばじゃ、いつかまた会おう!!わーははははは!!」
と言い残し、颯爽と自転車で消えるつもりであった。
くそったれ
問題はいつも金策だ。

オレは今、清掃のバイトを真面目にやりながら毎日のように弁当を自炊して朝6時におきて遅刻も無断欠勤もなくカタギの人間を観察しながら日々を暮らしている。
めんどくさくて頑固な性格のせいか?売れないと思われているのか?特殊扱いなのか?監督の仕事などあるわけがなく、企画を考えても初期の段階で挫折してしまい、はたまた昔やっていた自転車旅の記事の仕事も減少し先細りして消えて、元々営業が苦手なのもあり、特に動くこともなく受け身になっていて、気が付いたら東京が巨大な監獄に見えている。
生きてるんではなく、息をしている、って状態だ

なにやってんだ?大馬鹿野郎、と、いつも自分を責めてばかりいる。

だいぶ昔からだが、楽しみはたまに行く自転車キャンプ旅とフィルムカメラでの写真撮影で、文章なり旅の記録を黙々と残すのが最大の楽しみではある。
これだけ長くやってると趣味のレベルはとっくに超えていて、もはや生きていく絶対条件みたいな感覚だ。
これだけは時々やらないと本当に気が狂う
どこかにも書き散らしたが「映画監督が死ぬと写真家になる」と誰が言ったか知らないが、まさにそれを地で行くような状態が相変わらず長い長い間続いている

しかし、いつもいつも資金が足りず、仲間を脅して(笑 笑いごとではないが)資金をせびったり、かーちゃんに頼み込んだり、オレはかなり迷惑で最低なクズっぷりで、クズもクズ、クズすぎて仲間に申し訳なさ過ぎて死にたくなる。
そうは見えないかもしれんが、ほんとはな、首つりのロープがいつも目の前をよぎるのだよ。

前置きが長くなった。
そんな出口のない迷路に迷い込んでるようなオレだが、さすがにお金面では限界に近づいている。いくらなんでもこれ以上仲間やかーちゃんに迷惑をかけるわけにはいかないので追い詰められてこれを書いている。
わずかでも前進したいのだ。
とりあえず残したいものは残したいのだ

乗鞍エコーライン&スカイライン

オレは執念深いのだ。一度悔しい思いをすると必ず復讐しないと気が済まない人間のようだ。
以前、冬の北海道の自転車旅で、キャンプの最中、夜、テント内でガスボンベの爆発事故を起こし火だるまになって大火傷を食らい救急車で地元の病院に担ぎ込まれ一週間入院、旅が途中で終わった事がある。この自分の失敗が悔しくて、6年後に同じ冬の北海道の同じ場所にテントを張り雪辱を晴らした。
また、北海道の三国峠の絶景も、3度目でようやく拝む事ができた。

長野と岐阜の県境にまたがる乗鞍エコーライン&スカイライン、日本道路最高地点(登山道を除き車が通れる道路ではここが日本の最高地点で標高は2715mもある)は、2008年の9月末にキャンピング自転車装備で一度超えている。
ああしかし、せっかく苦しい苦しい思いをして2700mも上ったにも関わらずピークは霧で展望全滅。絶景どころか5メートル先も見えなかった


2700m地点。空しくただずむ。笑うしかない状況
これ、どうしろっちゅーねん
長野側から上って岐阜に下ったが面白くもなんともなかった

去年の2022年、本当はここにもう一度行ってこの時の悔しさを晴らしたかった。しかし去年は岐阜側のスカイラインの道路が崩落し、通行止めになっていたのだ。それで行く先をまだ行った事のない上高地にした。

今年こそ日本で一番高い道路の絶景を味わってみたい。
ここはなんとしてでも制覇してみたい
馬鹿は高いところが好きなのだ。
15年前の雪辱戦である。
今度天気が悪かったら・・・笑
それはそれで・・その時考えよう

2700m雪辱自転車旅、支援求む。

そんな理由で8月末から9月頭、2700mに再び行くべくバイトのシフトに2週間ほど休みを入れた。
やはり例のごとく資金が不足しているので資金作りのためにヤフオクやメルカリにいろいろなものを10点ほど出品しました。
しかし、もう日にちがない。
いったん、この出品物をこの旅の資金繰りとして、こちらに平野勝之蚤の市として出そうと思う。
もちろん、自分を評価していただいて応援してくださる貴重な方はお金だけの支援もありがたーく受けたいです。(リターンあり)
詳しいネット上での平野勝之蚤の市&支援は8月19日夜からスタートする予定です。


旅の出発は8月28日月曜日~9月3日(予定)の一週間
蚤の市販売&支援期間は8月19日(土)夜~26日(土)の8日間とします。
この間で集まったお金で実行したいです。
万が一、たくさんの支援が集まってしまった場合、30万を限度額として打ち切らせていただこうと思っています。
わがままなお願いかと思いますが、みなさま、ぜひご協力をお願いいたします!


時間がないんだ、青春は。

平野勝之