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自分の殻の外側の世界を、一歩ずつ学ぶ:「中山七里のミステリーの書き方」を聞いて【エッセイ】

 最近Audibleで、Podcast「中山七里のミステリーの書き方」を聞いている。
 とても面白い。
 何が面白いかというと、中山先生が小説を書く時に、どんなことを考えている、またはやっているのか。もしくは、何をやらないか、をバンバンバン~とお話ししてくださるからだ。圧倒されてしまう。
 私の知らない世界、つまり、私の殻の外側の世界のお話が聞けるのだ。こんなの、楽しくないわけがない。

 私自身は、小説を書き始めたばかりのド素人だ。昨年、とある出版社の小説新人賞に作品を一度応募したというぐらいのレベル。もちろん、落選。インプットもアウトプットも、足りないものだらけ。
 
 印象深かったお話は色々とあるけれど、「良くない作品も見る/読むと良い」というのが、目からウロコだった。 ダメな部分というのは素人でも見つけやすい。そこから自分もそのようなことをしないように気をつけようというのだ。
 それなら私でも、今すぐにできそうだと思った。「良いものだけを選ぼう」としなければいいだけだ。
 「良い作品」をたくさん読まないといけないと思っていたので、そのお話を聞いて、ぽんっと心が軽くなった。

 そうはいっても、私のインプット量は少なすぎると思う。そこで、「今年の8月いっぱいまでに8冊以上はミステリー小説、2冊以上はノンフィクションの本を読みたい!」とここで宣言して頑張ってみる。たくさん読むことで初めて、良いか、良くないか、を感覚的につかめるだろうから。
 読める量は、人と比べると少ない。だけど、今の私が使える時間の中では精一杯だ。まずは達成できるようにやってみようと思う。これも練習だろう。

 当然、私のアウトプット量もまだまだ少ない。最近、それではいけないと思い、noteで毎日の文章の投稿を始めた。エッセイのようなものを書いたり、生活の中で良かったものや、小説や映画で面白かったものを紹介している。
 noteでは、写真や図を使わずに文章だけで表現することに挑戦。上手く表現できているかを自分で知るのは難しいけど、noteだとプレビュー数やいいねの数で、自分の言いたいことが読んで下さる方に伝わっているか、内容が面白いか、をなんとなく知ることができる。やってはいけないことって何なのかを、インプットと並行して感じていきたい。

 これからも、小説家の方々が発信されている情報を積極的に見て、聞いていこうと思う。そこから私の殻の外側にあるもの、物語を書いて生計を立てている世界、を知ってみたい。知らない世界を知ることは、本当にワクワクすることだ。いきなり世界を変えることはできないけれど、自分の殻の内側から、ちょっとだけ足を出してみる。自分にできることを、試してみたい。
 新人賞への応募は、これからも自分のペースで淡々と続けていきたいと思う。

↑中山七里先生のポッドキャスト「中山七里のミステリーの書き方」が聞けるのは、Audibleです☺️

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