必要なことは,求めていればやってくる?

少しだけ,余裕が出来たところで。
今の職場に移ってから,英語に触れることが多くなった,という話です。

1年目は,英語で研究発表2件。そのうち1件は,英語論文化(まだ出版されてない)。
2年目は・・・特になかったか。
3年目も,特に何もない気でいたけど,6月くらいに,英語論文を書けとの依頼。そして,9月からは英語母語話者を大学院生に迎える。さらに,1月には,次年度に英語で授業をするように依頼を受ける(←いまここ)

うちの大学は,元々外国語学部,というか,英米学科が売りの一つだったこともあって(?),「国際科目群」という英語だけで行われる科目もあり,留学生別科もあり,という感じで,英語がそのうちに求められるだろうなぁ・・・と,着任当初から漠然と,思っていました。ただ,私は,正直申し上げて,英語が得意なわけではありません。

1年目の研究発表2件+英語論文は,まぁいいんですが,問題は3年目ですよね。英語やらなきゃ〜と思ってたところに,まず,舞い込んできたのが英語母語話者の学生を受け入れること。もちろん,日本語も十分に扱える学生なので日本語でいいんですが,英語でもコミュニケーションできた方が,良いに決まっている。そんなわけで,授業では少しばかり英語を混ぜて話したりしてみたり。

で,あ〜やっぱり,もっとできなきゃなぁ・・・と思っていたところに舞い込んできたのが,英語論文の執筆依頼(依頼か?)。マジで?と思いながら,半年以上かけて,泣きながら,命を削りながら書きました。そろそろ世に出るようです。

で,やっぱり論文を書きながら,もうちょっとどうにかしなきゃなぁ・・・と思っていたところに,英語で授業をしてほしいとの依頼。正直,「頼む相手を間違えていませんか?」という感じだったんですけど,まぁそうやって追い込まれないとやらない,逆に,追い込まれればやるしかないので,これは,もう神様か何か知らないけど「お前,そろそろ英語ちゃんとしろ」と言っているのだと思い,お引き受けしました。

必要なことは,求めていれば,思いもかけず,向こうからやってくることもあります。私の場合,特に求めていたわけではありませんが,「やらなきゃ」という思いだけはありました。そんな中で,特に,最後の英語授業の依頼なんかは,「運命」を感じたってくらい,今の私に必要な課題が,うまい具合に現れたなぁと思います。やるしかないなぁ。