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勝ちにこだわる人が勝つ

日本人には受け入れがたい真理ですが、勝ちにこだわる人が勝ってしまいます。しかも、相当高い確率で勝ってしまうのです。なぜなら、勝とうとしているからです。こればっかりはどうしようもありません。

例えば、甲子園に出た高校生や、M1グランプリの決勝に残ったコンビや、ローザンヌバレエコンクールに出たダンサーに聞いてみれば分かります。ほぼ100%の人が勝とうとしてそこに到達しています。「親がオーディションに書類を送っちゃって芸能界に入ったんです」というのは訳が違うのです。勝つことを最優先しているからこそ勝ってるんです。

でも我々日本人は、勝ちにこだわる人が勝つなんて教えられて来ていません。「マジメにやってれば誰かが見てくれてる」とか「いい仕事をすれば結果は後から着いてくる」などと、とにかく自己研鑽のみで突破させようとします。相対的な視点が無いのです。

ラーメン屋が100軒並んでる通りで黙々とマジメに美味しいラーメンを作るよりも、そこそこの味のカレー屋を出した方が成功するんです。勝つというのは盲目的に突破していくことではなく、現状を客観的に分析して自分なりの作戦で切り開いていくことなんだと思います。

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