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noteのフォロワーが3万人

去年の12月1日からnoteでの投稿を始めたのですが、今日フォロワーが3万人を超えました。

私よりも圧倒的に面白い記事や、ためになる記事を書いている人は山ほどいますし、私は投稿の数も多くありません。そして「スキ」だって何百も付くことはありません。それなのになぜ日々フォロワーが増えていくんでしょうか?

私なりに「仮説」を考えてみました。

フォロワーが増えたのは、ワタナベアニさんの影響がものすごく大きかったと思います。私は「note始めま〜す!」と言って、1投稿目から宣言することはせず、10投稿ぐらい貯まってから宣言しようと、虎視眈々と投稿をしていました。虎視眈々?なんか使い方がおかしいですかね?

なぜ、10投稿ぐらい貯まってから公言しようとしたかと言いますと、1投稿だけだと何者なのか分からないと思ったからです。プロフィールと1投稿だけで興味を持ってもらうって、元々有名じゃないと難しい気がしたんです。あるいは、よっぽど特殊な仕事や境遇にある人とかじゃないと。

さらに話をさかのぼらせます。

なぜそういう「戦略的」な事を考えたかと言いますと、知人との競争から始まったからなんです。去年の11月ぐらいに、2人で同時にnoteを始めましょうと言って始まりました。2019年3月末時点でフォロワーが多い方が勝ちという事にしましょうと。それで「作戦」を練った訳なんです。

もっと話をさかのぼらせます。

じゃあなぜ「noteを書きましょう」という話になったかと言いますと、「C to C」をやるべきなんじゃないかという話になったからです。私たちは、広告だったり番組だったりを作っていますが、結局は「B to B」なんです。評判の良いCMや番組を作っても、私たちの作るものがダイレクトに視聴者と握手出来ている状態ではありません。マンガ家や小説家が、読者に次回作を待たれているのとはまるで違います。

私たちが作っているCMや番組は、ブランドや商品やサービスの力が95%で、あとの5%の中でゴニョゴニョやっているに過ぎないんです。ハッキリ言えますが、オリジナルコンテンツではありませんし、絶対に「作品」なんかじゃありません。

私たちはクラアントに失礼な態度を取れば、どれだけ人気の広告や番組を作っていても首を切られるんです。それは、私たちがやっていることが完膚無きまでの「B to B」だからです。

そんなこともあり、「C to C」に挑戦するべきなんじゃないか、という話になったんです。

前振りが長くなりました。話を戻します。

そうこうしているうちに、ワタナベアニさんにnoteを発見されました。その当時からフォロワーが3万人以上いたアニさんから、人工衛星を宇宙まで運んでくれるロケットの様な推進力をもらいました。まあかなり上空まで飛びましたね。地球が丸く見える高度まで連れて行って頂きました。

ほとんど宇宙まで連れて行ってもらったので空気抵抗も無く、慣性の法則通りにフォロワーが伸び続けました。note本体に人がどんどん集まって来ている時期と重なったので、みんなそうなんだろうと思ってましたが、どうやらそうでも無いんです。私は2週間以上投稿しないこともよくあるのですが、何もしない日にも毎日100人ぐらいフォロワーが増えていきました。

なぜなんでしょう?

一番怪しいのは、noteに登録した人に「おすすめ」されるリストに入っている事なんじゃないかと思いました。フォローされる人が、ほとんどあの「緑の顔」の人ばかりなので、この線はかなり有力なんじゃないかと思います。スーパーに行って、安売りしているサラダ油とかツナ缶をとりあえず買っておくイメージでしょうか。あるいは、居酒屋に行ってとりあえず枝豆とかナスの浅漬けを頼むイメージでしょうか。「とりあえず」要員ですね。

でも、なぜおすすめリストに常に入るのか?私なりに「推理」してみました。

たぶん、おすすめリストに入るのは、ある条件をクリアした人を、上から並べていく感じのアルゴリズムなんだと思います。私がまず思ったのは、投稿した記事に、数十の「いいね」が付いた人を拾い出す仕組みなんじゃないかと。それもコンスタントに途切れること無く。例えば、過去10回の投稿にすべて数十のいいねが付いていると、その条件に当てはまる、みたいな感じと言いますか。

そして例えば、10回中7回は数十のいいねが付いているのに、3回ぐらい空振りがあると、その条件に当てはまらなくなるみたいな事もあるのかもしれません。人間が選ぶんじゃなくて、プログラムで選ぶとそうなる気がしたんです。

だって、私なんかよりも明らかに面白くてためになる記事を連発している人がいるのに、その人のフォロワーが伸びてなかったりしますから。

もう一度確認しておきますが、私のフォロワーが増えているのは、私の投稿が面白いからではありません。何らかのテクニカルのツボに入り込んで増えているだけなんだと思います。

そしてさらに考えると、さっき書いた「数十のいいねの連発」の他に、もしかしたら「映画」というジャンルの人間に分類されてるんじゃなかろうかとも思っているんです。

登録したばかりの人に「おすすめ」する時には、いろんなジャンルの人をバランス良く「おすすめ」するに違いないんです。例えば「育児」と言えばこの人、「マンガ」と言えばこの人、「写真」と言えばこの人、みたく。それも人間が選ぶのではなく、プログラムが選ぶシステムで。

そういう分類の「映画」要員なのかもしれないと思いました。私はプロフィールに映画の事しか書いてないですし。「生物多様性に興味あり!」とか「イクメンパパ目指してます!」とか書いてないですから。実際に「映画」に分類される人で、一生懸命noteを書いている人もそんなにいないようですし。

たまたま「映画」という手薄なジャンルで、かつ「いいね」がたくさん付いている投稿者、ということで「おすすめ」に出てくるんじゃないかと「推理」しました。

そして、この「推理」「仮説」が正しいかどうかは、実はどうでもいいんです。システムの「クセ」によって、私のフォロワーが増え続けてしまっているのかもしれませんが、全くフォロワーが増えずにnoteに投稿しなくなるよりは、100倍良いことだと思いますから。

物事を継続させてくれる外圧って、何ものにも代え難いものがあるんです。

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