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毎日メモをしています

私はふと思ったことを毎日メモしています。

Notefileというメモアプリを使っていますが、ほとんどの事はどうでもいいメモで、後から読んでも、なんでこれをメモったのか分からない事もしばしばあります。今回は、これと言ったモチベーションも無いので、メモを掘り起こして適当な事を書いてみようと思います。

ある日のメモ。

打ち合わせに出せる人と出せない人がいる。

なんでこんなメモをしたんでしょうね。多分、打ち合わせの空気を読めない人がいるって事なんだと思います。例えば、私はディレクターという立場で打ち合わせに参加します。そこに代理店と制作会社の人がいる事は、特に変わった事ではありません。

そこにたまに現場のスタッフの方が入る時があるんです。現場のスタッフの人はぶっきらぼうの人も多かったりして、敬語が使えない人もしばしばいます。そういう時に「この人は、この手の打ち合わせに出しちゃダメな人だな。」と思ったのかも知れません。

別に敬語を使えない人がダメな人だとは思わないのですが、私は空気がピリつくのが嫌なんでしょうね。そこ「はい」じゃなくて、「うん」て言うんだって思っちゃうんです。すみません。老害だと罵ってください。

ある日のメモ。

いつまでもビクビクしている。誰かに怒鳴られるんじゃないかと。

これはだいぶメンタルやられてる時のメモですね。これを書いた時のことを覚えています。「こんな映画祭に選ばれました!」とか「こんな仕事しました!」とか誇らしく言ってるけど、私なんかよりも100倍すごい人はたくさんいて、その人にいつか怒られるんじゃないかと、ビクビクしてるって事ですね。

なんと言いますか、見透かされているんじゃないかという恐怖感と言いますか、そういう感覚はずっと持ってます。私は今年48歳になりますが、そういう感覚は無くなりません。「怒られる恐怖」に怯えてるというよりも、自分が発見した「こうしたら上手く行く方法論」を見破られる時が来るんじゃないかという恐れなのかも知れません。

客観的に見たら、あるいは時間が経てば、あるいは国が変われば、その方法論には正当性があるのかも知れませんが、例えば映画の文脈だったり、アートの文脈だったり、作者としての心構えだったり、一般的に人々が持っている共通認識とのズレを認識しつつ作品を作っている事への後ろめたさ、みたいなものが、私を追い詰めているんだと思います。

ある日のメモ。

本当の事を言う方が、相手のためかも知れないけど、嫌われると思った方がいい。そして、言われた方は、言った方が思ってるほど感謝しない。

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