いやしかし日記

いやしかし！

時差ボケが治りませんね。フランスから帰って来て1週間になりますけど治りませんね。私の記憶だといつも1ヶ月ぐらい治らなかった記憶があります。調べてみたら、4年前にも時差ボケについて書いていたnoteがありました。

2020年2月13日に書いた記事。この年、長編映画の『Shell and Joint』の上映でヨーロッパとアメリカの映画祭に行ったんです。帰ってきたのが1月30日だから、時差ボケが治らずに2週間経って書いた記事のようです。ちょうどコロナ禍がまさに始まろうとしていた時期です。

いやしかし！（2回目）

いっそのこと酷い風邪でもひいた方が時差ボケが早く治るんじゃないかとすら思ってます。不規則な生活をしていると免疫力が下がって風邪をひくはずなんですけど、今のところ風邪症状はありません。

昨日は無理矢理朝7時に起きました。強烈な眠気を感じながらもコーヒーを飲んでデザインの仕事を進めました。もう限界に達した23時ごろ布団に入りました。もちろん一瞬で眠りに落ちましたが、目が覚めたら深夜の2時でした。ショックでした。

あんなに頑張って起きてたのに3時間しか眠れなかった事がショックなのではありません。たかだか1週間しか経ってないのに、力技で時差ボケを治そうと試みた自分の浅はかさにショックを受けたのです。

今まで何度同じことをやって来たのか？オマエはまた同じ過ちを繰り返すのか？あの時もあの時もダメだったじゃないか？上手く行ったことは一度も無いじゃないか？なのになぜ？

これは時差ボケの話ではありますが、問題はもっと根深いのです。私の生き方が問われているのです。

なぜまた同じ過ちを繰り返すのか？

思い返してみると、私は人生において何度も同じ過ちを犯しているのです。なぜ、ビールを2杯までと決めたのに二日酔いするまで飲んでしまうのか？なぜ、普通の映画を作ろうと思ったのに実験映画が出来てしまうのか？なぜ、髪を伸ばそうと思ったのに1cmに伸びたら1mmに刈ってしまうのか？なぜ、買っても読まない本がこんなに家にあるのか？

本当に嫌になります。自己嫌悪ですね。自分をコントロールしようとしてコントロール出来なかった時の自己嫌悪は強烈です。私は「自分をコントロールしようとしてはいけない」を67番目の座右の銘にしているからです。

人生の苦しみが生まれるのは、自分をコントロールしようとするからだと思ってるんです。「自分の思い通りの人生にすることが自分の人生を成就させることである」みたいな考えは苦しみを生むだけです。もしかしたらその強い想いで何らかで成功するかも知れませんが、それは成功しただけで幸福とは関係ありません。幸福感は究極の主観です。極端に言えば、幸福感は現実に起こっている事象なんか関係ないんです。

何の話してましたっけ？

いやしかし！（3回目）

少しは自分を褒めてあげたいとも思うんですが、強烈な時差ボケと眠気の中、デザインの仕事をやったんです。そして、不快感を感じながらもキッチリとノルマをこなしているのですよ。「時差ボケ！クソが！」と思いながらも確実に前に進んでいる自分を褒めてあげたいのですよ。自暴自棄になってないだけも偉いのですよ。

えーと、全然話は変わるんですけど、続けられるものと続けられないものがあるんです。こういうのは本来単発のテーマとして書くべきものなんですけどね。

私が最近続けられているのは、筋トレ、家飲み禁止、noteの3つです。これが私の3大続けられているものになります。そして、続けられないものは、英会話の勉強、映画の企画、会社の設立です。

続けられるものと続けられないものには明らかな特徴がありまして、続けられるものは「報酬」の得られるスピードが早いんです。筋トレは確実に筋肉が付きますし、家飲みしないと痩せますし、noteは読者が増えていきます。

続けられないものは、あての無い旅なんです。英会話の勉強をしても英語を使う予定はありません。映画の企画をしても作る予定はありません。会社を設立しても何も変わりません。

いやしかし！（4回目）

続けられないものの中に、本当に大事なものがあるんです。それは自分の世界を広げるものだからです。英会話や映画の企画や会社の設立は、自分の世界をグッと広げてくれます。10倍にも広がるものではありませんが、甲殻類の脱皮のように自分の世界がグッと大きくなるんです。

甲殻類って、硬い殻を脱皮するとフニャフニャの状態になるんですけど、その状態で水を取り込んでグッと少しだけ大きくするんです。そして、そうやって大きくなった状態で放っておくとそのうちに硬くなって殻になるんです。エビとかカニはそうやって大きくなっていきます。甲殻類のように少しずつ自分の世界を広げていきたいと思うのです。

何の話してましたっけ？

そうこうしているうちに夜が明けてきました。学生の頃は夜明けまで起きているのが好きでしたが、社会人になってからは夜明けを見るのは嫌いです。朝まで飲んで店を出たら明るいとかもう最悪です。

そろそろ寝ます。